潜在患者数およそ3千万人。60歳以上の女性の半数が痛みを抱えているのが「膝痛」です。階段を上り下りしたり長時間歩くと痛みをおこし、一度痛みを感じると簡単には治りません。そんな膝痛は、サプリではなく生姜を毎日摂取するとのが効果的。生姜に含まれるジンゲロールが膝痛に効果を発揮します。
膝痛にはサプリがよいとされてきた
膝痛の原因はおもに加齢です。長年、膝に負担がかかり続けた結果、軟骨がすり減ってしまうことで、骨と骨が直接こすれてしまうようになります。これで炎症がおきてしまって膝痛がおこるのです。
膝に負担がかかるといっても、歩くだけでも膝にはかなりの負担がかかっています。人間が歩くときに膝にかかる負担は、体重の約3倍。そして、膝痛の始まりは結構、階段の下りから始まります。
膝痛は早いと40代から発症するもの。男性よりも女性に多く、60代以上の女性の半数以上は、膝痛を抱えているといわれています。そんな膝痛には、一般的にはグルコサミンやコンドロイチンなどのサプリがよいとされてきました。
膝痛に効果が期待できる食材が生姜
しかし、いま医学界で注目されている膝痛に効果のある食べ物は、それらの成分をまったく含んでいません。しかも、その食材の効果は医学的に証明されていて、国際変形性関節症学会で研究発表されているのです。
さらに、この食材には膝の炎症を抑える作用があるともいわれています。これによって、もしかしたら膝のすり減りも防げるかもしれないのです。そんな膝痛に効果が期待できる食材が「生姜」になります。
鎮痛作用や炎症を抑える作用があるのが、生姜に含まれるジンゲロールという成分です。膝痛の人は、生姜を1日60gほど摂るのが理想。6週間、生姜60gを毎日摂取した人の4割が、膝痛が軽くなったのです。
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