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筋トレで筋肉痛があれば超回復するわけではない




筋トレ初心者は少しの負荷で筋肉痛を覚えることがほとんど。筋トレを2回、3回と繰り返していくと、だんだん負荷が軽く感じるようになります。これこそが超回復による筋力アップ。筋トレに置いて筋肉痛は超回復のバロメータと思われています。しかし、筋トレで筋肉痛があれば超回復するわけではありません。


筋トレで筋肉痛があれば超回復するわけではない


筋トレを続けると筋肉痛も減少する


強度の高い筋トレを行って筋肉を傷つけたあとに一定の休息と栄養をとると、トレーニング前より筋力がアップするのが超回復です。まさに筋トレによって筋肥大するのは超回復の賜物といえるでしょう。


これまで、筋トレによって筋肉の損傷がおこって激しい筋肉痛があるほど、超回復はおこりやすいと考えられてきました。しかし、近年の研究などによって、筋トレの筋肉痛は超回復の必須条件でないといわれています。


実際、筋トレに不慣れな場合、筋肉が損傷して筋肉痛はおこりやすいもの。繰り返し筋トレを続けるうちに損傷はおこならなくなって、筋肉痛もそれほど激しくなくなって減少していくが通常です。


筋トレの筋肉痛が減ってから超回復


そして、超回復で筋肥大がおきるのは、筋肉痛が激しくおこる筋トレ初期ではなく、筋トレに慣れてきて筋肉痛が減ってから。筋トレにおいて、筋肉痛と超回復は連動しているわけではありません。


ただし、これは筋トレの筋肉痛が超回復に結び付かないという意味ではありません。筋肉痛も超回復を発動させる刺激の1つであることは確かですが、必須条件ではないといこと。筋肉痛がない筋トレでも超回復はおこるのです。


このため、超回復を狙って過大な負荷をかけて無理やり筋肉痛をおこすような筋トレは日常生活に支障が出るだけ。適正な負荷で筋肉に刺激を与える筋トレで、筋肉痛なしで効率よく超回復を目指しましょう。


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