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リンパドレナージュは押したり揉んだりしない




リンパドレナージュは、街中で受けられるマッサージや美容のマッサージとはちょっと違います。リンパドレナージュは実際に医療現場で行われているリンパの流し方。1人で簡単にできるといいます。リンパドレナージュをマスターすれば、見た目も体の中も若返らせることができるのです。


リンパドレナージュは押したり揉んだりしない


リンパドレナージュのポイント


リンパドレナージュには大切なポイントが2つあります。1つは、押したりんだりしないで、手でやさしく触れてリンパ液を流してあげること。もう1つは、リンパ液の出口である鎖骨に近いほうから順番にリンパの渋滞を改善していくことです。


さっそく、具体的に足のむくみをとるリンパドレナージュのやり方を見ていきましょう。全身のリンパ管は手や足の先まで張り巡らされていて、リンパ液は老廃物を集めながら、最終的に鎖骨付近で静脈に合流するのです。


このため、リンパドレナージュはまずウォーミングアップから始めます。前に5回、後ろに5回の計10回、肩を大きく回すのです。できるだけ大きく動かすようにすると、つられて鎖骨も大きく動きます。


続いては、足のリンパドレナージュです。楽な姿勢で片足を伸ばして座ってください。もう片方の足は、曲げても伸ばしてもかまいません。最初は足の付け根から。グッグッと押し込めるのではなく、体の形なりに手をフワッと置きます。


リンパドレナージュの強さの目安


触るだけというよりは包むイメージです。リンパドレナージュの強さの目安は食器洗い用のデコボコしたスポンジを押したときに、先だけがへこむ程度。足の付け根に手を当てて、なでるように5回ほど回したら次のステップです。


次はリンパ管が多く通っている太ももの内側部分のリンパドレナージュ。足の付け根から膝まで、両手を置いていくと3等分できるはず。これを上半身に近いほうから触れていきます。両手を太ももの内側に当てたら、1か所につき3回ほど回します。そして、膝まで来たら今度は足の付け根へ向けて両手で流すのです。


太ももが終わったらふくらはぎのリンパドレナージュ。ふくらはぎで多くのリンパ管が通っているのは裏側です。太ももと同様にふくらはぎの裏側を3等分して、上半身に近いほうからリンパ液を流していきます。


両手をふくらはぎの裏に当てて、円を描くように3回ほど回したら、位置を徐々に下げていきましょう。マッサージするというより、どちらかというとさすっている感覚です。最後はつま先から足の付け根に向かってかるくなでて終了です。もう片方の足も同じ方法でリンパを流します。


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