レッグエクステンションはスクワットをイメージ

シートに座ってひざを曲げた状態から、両足を伸ばして戻すマシントレーニングがレッグエクステンション。太ももの大腿四頭筋を鍛える定番の筋トレメニューです。レッグエクステンションはとかく曲げた足を伸ばすことに意識を集中しがちですが、正しくはスクワットをやるイメージで行います。

効果的なレッグエクステンション

スクワットは、いわずと知れた自重トレーニング。肩幅に足を開いて少しつま先を外に向けて立ち、お尻を突き出すようにして腰を落としす筋トレメニューです。太ももと地面が平行になるまで腰を落としたら、ゆっくり元の姿勢に戻ります。

レッグエクステンションは、このスクワットを座って行うイメージで行うのが正しいやり方。レッグエクステンションで両足を伸ばすときには、スクワットで床を押して立ち上がるイメージを持って行うと効果的なのです。

また、お腹に力を入れることも忘れてはいけません。レッグエクステンションは骨盤がシート面に固定されるため、お腹に力を入れずに足の力だけに頼りがち。しかし、スクワットはお腹に力を入れて腹圧を高めて行うのが基本です。

レッグエクステンションも、体幹を安定させながら行うのが正解。意識してお腹に力を入れるようにします。これらを踏まえて、実際のレッグエクステンションの正しいやり方を見ていきましょう。

シートに深く座ったら、頭からお尻までをシート面にしっかりつけます。両足は肩幅程度に開いてボードに置いて、つま先を少しだけ外に開くのはスクワットと同じ。ただし、レッグエクステンションはひざを曲げた状態がスタートポジションです。

このとき、ボードと太ももが平行になること、そしてひざがつま先より前に出ないようにします。スクワットで腰を落としたときの注意点とまったく同じ。この体勢から両足を伸ばしてボードを押し出します。お腹から力を抜かず、腹圧を高めたままキープ。両ひざが完全に伸びきる直前まで伸ばしたら、ゆっくり戻してください。

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