風邪やインフルエンザの流行がピークを迎える2~3月。病気にかかりやすい人とかかりにくい人がいるのはなぜでしょう。じつはこれ、免疫力が低いか高いかの違いになります。免疫力を高めるには何を食べるかがとても重要。そして、免疫力を高める食べ物は「小松菜」なのです。
免疫力を高める食べ物は小松菜
免疫力とは、体内にウイルスや病原菌が侵入するのを防ぎ、悪影響を与える細胞をやっつける自己防衛機能のこと。ちなみに、健康な人の体内では毎日、3千~4千個のがん細胞が発生しています。それでも多くの人ががんを発症しないのは、がん細胞を免疫細胞が死滅させているからです。
免疫力を高めるには、適度な運動や十分な睡眠をとることも大切ですが、何を食べるかが一番大事です。そして、免疫力を高める食べ物は小松菜になります。
免疫力を高める方法は2つ。1つは免疫細胞の働きを高めること、もう1つが免疫細胞を増やすことです。そして、免疫細胞の働きを高める栄養素はビタミンEとカロテノイド。この両方が小松菜にはたくさん含まれているのです。
免疫力を高める小松菜の効果
小松菜は、免疫力を高める食べ物として知られるキャベツと比べても、なんと9倍もビタミンEを含有。さらに、カロテノイドの含有量にいたっては、キャベツの60倍以上も多く含まれているのです。
免疫細胞の数を増やすことでも小松菜は効果を発揮します。免疫細胞の数を増やす栄養素はイソチオシアネート。イソチオシアネートはアブラナ科の野菜にだけ含まれている特別な栄養素なのです。
免疫力を高める食べ物になる小松菜は、1日50gほどが目安。分量としては、小松菜1茎分になります。ポイントは栄養素は一度体内に入ったからといってもずっと残らないので、毎日継続して食べることです。
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