肺機能検査を人間ドックで受けた人も多いでしょう。肺機能検査はつの肺の機能をチェックします。瞬時に吐き出す空気の量である1秒量と、もう1つはゆっくり時間をかけても吐けるだけ吐くいわゆる肺活量です。そんな肺機能検査の1秒量が家庭に出サランラップを使って測定できます。
肺機能検査の1秒量を家庭でチェック
さっそく、肺機能検査の1秒量を家庭でチェックする方法を紹介しましょう。用意するのはどこの家庭にもあるサランラップとラップの芯だけ。距離を測定するためのメジャーも用意しておきましょう。
なお、ラップの芯がなければ、長さ30センチくらいの紙を丸めて直径4センチほどの筒を作って、これをラップの芯の代わりに筒として使ってもかまいません。広がらないように端はテープで固定します。
次にラップを20センチほど引き出し、切ってから丸めます。そしてそれを、筒の先端に詰めるのです。もう一方の端には、誤ってラップを吸い込まないようにするために、テープを細く貼って飛び出しを防止します。
肺機能検査1秒量の年代別目標ライン
続いて、深呼吸をして肺いっぱいに空気を吸い込み、息が漏れないように鼻をつまみます。そして、口を大きく開けてラップが入っていない方の筒を加えたら、勢いよく一気に息を吐いて、吹き矢のように丸めたラップを飛ばすのです。
ポイントは、空気が漏れないように筒を唇でしっかり包むこと。立った状態で行ったとき、肺機能検査の1秒量としては、20代男性なら213センチ、20代女性で170センチ、30代男性で207センチ、30代女性で167センチが目標ラインです。
40代男性なら200センチ、40代女性なら163センチほど。50代男性なら193センチ、50代女性なら160センチとなります。60代男性は187センチ、60代女性で157センチ、70代男性で189センチ、70代女性で154センチが目標ラインです。
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