筋肉をつける目的は人それぞれ。逆三角形の理想の体型に近づくためという人もいれば、スポーツパフォーマンスの向上のために筋肉をつける人もいるでしょう。じつは、筋肉をつけることによって4つのメリットが体にはおこります。筋肉をつけるメリットを詳しく見ていきましょう。
筋肉をつけると太りにくくなる
筋肉をつけることのメリットは大きく4つあります。1つめは、パワーをアップして運動のエンジンとなることです。いわば筋肉をつけることのメインの役割。いつまでも健康でいるためにも重要なメリットになります。
筋肉をつける2つめのメリットは、体の熱源になることです。じつは筋肉は、使っていないあいだにもたくさんのエネルギーを消費しています。いわゆる基礎代謝と呼ばれるエネルギーです。
筋肉をつけることで基礎代謝がアップすると、それだけ消費エネルギーが増加するということ。いったん筋肉をつけることができれば、結果的に何もしなくとも太りにくい体質になるのです。
筋肉をつけると血流がアップ
筋肉をつける3つめのメリットは、血液循環を補助するポンプ機能になります。とくに、ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれるほど、筋肉をつけることは健康を維持する上でメリットになるのです。
筋肉が力を発生するときには、筋肉内部の圧力が高まって血液が絞り出されます。そして、力をゆるめると血液が一気に流入。血管内にある逆流を防ぐ弁によって、血流の循環をアップしてくれるのです。
そして、筋肉をつける4つめのメリットは、外部の衝撃から体を守る役割になります。実際、筋トレによって筋肉がつくと、柱や壁に体が当たったときの痛みがだいぶ軽減するのが実感できるはず。とくに内蔵などを衝撃から保護します。
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