アドレナリンとは副腎から分泌されるホルモンの一種。アドレナリンは交感神経が活性化することで分泌されます。基本的には、運動をして交感神経が優位になると、副腎からアドレナリンが分泌されるのです。しかも、アドレナリンとはいくつになっても分泌されるホルモンなのでした。
アドレナリン分泌される交感神経とは
優位になるとアドレナリンが分泌される交感神経とは、自律神経のひとつ。同じく自律神経の副交感神経と対になっています。自律神経とは簡単にいえば、意識をしなくても勝手に働いて、体のさまざまな機能を調節してくれる神経です。
心臓は意識しなくても心拍が早くなったり遅くなりますが、これこそが自律神経の働き。何も意識しなくても筋肉が体温を生成したり、熱を放出するために発汗したりするのは、自律神経が働いているからこそです。
ただし、自律神経には活動モードの交感神経と、安静モードの副交感神経があります。交感神経は、運動時など体を活発に動かすときに優位になるもの。一方の副交感神経は、睡眠時や休憩時などに優位になります。
アドレナリンとは何歳になっても分泌
そして、アドレナリンが分泌されるのが運動をして交感神経が活性化したタイミング。アドレナリンは体を活発に動かすために、脂肪の分解を促してエネルギーを作り出します。また、体温の生産も高めるのです。
しかも、アドレナリンとは何歳になっても分泌されるホルモン。70歳を超えても分泌されるのがアドレナリンの特徴なのです。すなわち、筋トレなどの運動に時効はありません。ふだんの生活に筋トレをどんどん取り入れましょう。
とはいえ、交感神経は常に優位であればよいというわけではありません。交感神経が優位になったら、次は副交感神経が優位になるといったリズムが必要。活動モードと安静モードをリズミカルに繰り返すことが大切です。
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