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インナーマッスルは重要だけど重視しすぎは危険




インナーマッスルとは、その名称から内側に位置する筋肉と定義されます。ただし、インナーマッスルはカタカナ英語で、ただしくは「ディープマッスル(deepmuscle)」です。日本語では深層筋とも呼ばれます。人間にとってインナーマッスルとアウターマッスルはどちらが重要なのでしょうか?


インナーマッスルは重要だけど重視しすぎは危険


インナーマッスルの重要性が注目


インナーマッスルに対して、外側にあって目に見える筋肉がアウターマッスル。日本語では表層筋とも呼ばれます。一般に、見せかけのアウターマッスルではなく、インナーマッスルが強くなければ意味がないと思われがちです。


これはインナーマッスルという言葉が使われるようになった経緯に由来しています。きっかけはピッチャーの肩の障害予防において、肩関節にあるローテーターカフと呼ばれるインナーマッスルの重要性が注目を集めたことからです。


投手がチューブや軽い鉄アレイなどを使ったローテーターカフのトレーニングを行うようになったのがこのころ。上腕を肩甲骨に引き付けるインナーマッスルを鍛えることで、大胸筋や広背筋などのアウターマッスルが十分な力を発揮。腕を強く振ることができるのです。


インナーマッスルとどちらが重要?


これはアウターマッスルの能力を発揮する必要条件がインナーマッスルということを意味します。アウターマッスルの能力が100%あっても、インナーマッスルが十分でなければ、その能力は50%ほどしか使えなくなるからです。


ただし、インナーマッスルがいくら強くなっても、アウターマッスルの持つ100%以上の力を発揮することはできません。120%の力を発揮するには、アウターマッスルの能力を上げていく必要があります。


すなわち、インナーマッスルとアウターマッスルのどちらが重要ということはなく、それぞれに役割があるということ。どちらもバランスよく鍛えることが重要なのでした。


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