アメリカ国立がん研究所が約20億円の予算をかけて調査した「がんに効く食べ物リスト」があります。それによると、なかでもがんに効く食べ物としての効果が高いのが「にんにく・キャベツ・大豆・ターメリック」です。がんに効く食べ物を詳しく見ていきましょう。
がんに効く食べ物リストのベスト4
1990年、アメリカ国立がん研究所が国家プロジェクトとして調査を行ったのが食べ物とがんの関係です。調査の目的はがんに効く食べ物を選別すること。穀物や野菜、フルーツなど120種類以上もの食べ物を調査しました。
なかでも、がんに効く食べ物として効果的とされたのが20品目。「にんにく・キャベツ・大豆・たまねぎ・にんじん・ピーマン・カリフラワー・トマト・なす・ブロッコリー・きゅうり・じゃがいも・マスクメロン・バジル・ターメリック・あさつき・オレンジ・グレープフルーツ・ベリー・レモン」です。
調査の結果、これらはすべて有効だとわかりました。そして、なかでもとくに効果があるとされたがんに効く食べ物ベスト4が「にんにく・キャベツ・大豆・ターメリック」でした。
がんに効く食べ物リストの第1位
このがんに効く食べ物ベスト4でもっとも効果が高い第1位が「にんにく」です。にんにくに含まれている成分「DATS(ダッツ)」に、がん細胞の増殖を抑制・消滅させる効果があるとされています。
DATSはにんにくの臭い成分に含まれている物質です。にんにくは傷をつけると臭いが出るため、がんに効く食べ物として食べるときは切ったりすり下ろしたりすると効果的。食べる量の目安は1日1片になります。
ただし、女性を対象にした研究では、大豆食品を食べ過ぎると肝臓がんのリスクが高まるという報告もあるのも事実。がんに効く食べ物は何か1つの食材のみに集中するのではなく、バランスよく食べるのがよいようです。
■「がんに効く食べ物」おすすめ記事
がんに効く食べ物として認められた「クレソン」
がんに効く食べ物「たまねぎ」は水にさらさない
■「がん予防」おすすめ記事
ケルセチンを多く含むたまねぎに胃がん予防効果
がん予防は缶コーヒーでもインスタントでも効く
糖質制限レシピには癌リスクを下げる効果がある
■「がん」おすすめ記事
ダーモスコピー検査の自己負担額は数百円ほど
足の裏のほくろがメラノーマかを判別する方法
メラノーマを初期段階で見分ける3つのポイント
ニボルマブはメラノーマの治療に画期的な新薬
メラノーマの写真を見ながら見分け方をチェック
【関連リンク】
胃下垂の治し方!!インナーマッスルを鍛えるべし
低気圧の頭痛を治すなら酔い止め薬を飲むべし
鼻づまりを10秒で治す方法「脇の下にコブシ」
ゾンビ体操1日3回で30分間のウォーキング効果
ふくらはぎの筋肉は短距離と長距離で大きく違う