寝る前のストレッチには、いわゆる静的ストレッチが効果的。静的ストレッチには精神のリラックス効果があるため、寝る前にはもってこいというわけです。そこで、全身の筋肉をひととおり伸ばすことができる、寝る前のストレッチに最適な5つの基本メニューを紹介しましょう。
寝る前のストレッチで全身を伸ばす
寝る前のストレッチで伸ばすのは上半身と下半身、体幹前面と背面です。これで全身のひととおりの筋肉をストレッチできます。どのメニューもストレッチするのは15秒ほど。痛く感じないくらいまで伸ばして静止してください。
まずはもも裏および背中のストレッチ。両足を伸ばして座ったら、背中を丸めながらゆっくり前屈します。背中を丸めるだけでなく、足の付け根の股関節から上半身をしっかり前に倒してください。
続いて、もも前のストレッチです。長座して体の後ろに両手をつき、片足を曲げてももの横につけます。できるところまでゆっくりと状態を後ろに倒してキープ。反対側も同様に行います。
寝る前のストレッチ5つのメニュー
お腹のストレッチは、うつ伏せになって上体を反らす動き。両手を肩の横についたら、ひじを伸ばしてゆっくり上体を反らします。できるところまで反らしたらキープしてください。
肩と首のストレッチは、あぐらをかいて座って背すじを伸ばします。片手を腰の後ろに回して、もう一方の手で頭を抱えます頭を斜め前にできるだけ倒したらキープ。反対側も同様に行います。
最後は胸と肩のストレッチ。あぐらをかいたまま、手を背中の後ろで組みます。胸を張ってひじを伸ばし、腕をできるところまで上げたらキープ。背中を丸めないように注意します。以上が寝る前のストレッチ5つの基本メニューです。