腸腰筋の筋トレなら、いわゆる「お尻歩き」といわれるヒップウォークが効果的です。床に足を伸ばして座って、そのままお尻で歩けば腸腰筋の筋トレができます。腸腰筋を筋トレするポイントは、右腕を前に出したときには右のお尻を前に出すこと。これをひたすら繰り返します。
腸腰筋を鍛えるヒップウォーク
腸腰筋を鍛えるヒップウォークのやり方は、まず足を伸ばして地面に座って、ひじを曲げてこぶしを握ったら準備完了。右腕を前に出したら、右のお尻で1歩前進します。
今度は左腕を前に出して左のお尻で1歩前進。これを繰り返して前進します。骨盤を前後に大きく動かすように意識してください。また、体の中心を意識することも大切です。
好きな歩数だけ前に進んだら、今度は右腕を後ろに出して、右のお尻で1歩後退。続いて、左腕を後ろに出して1歩後退します。これを繰り返して、元の位置に戻るのです。
腸腰筋をダイナミックに刺激
上半身と下半身を逆方向にリズミカルにひねりながら、お尻で前進と後進すれば腸腰筋をダイナミックに刺激します。片方のお尻に体重をかけ、骨盤を大きく動かしながら前進または後進してください。
ヒップウォークを腸腰筋に効かせるコツは、右側のお尻を出すときには右腕を、左側のお尻を出すときは左腕を出すこと。骨盤の左右を交互に前方へ出すことで、骨盤が正しい位置に収まって腸腰筋が鍛えられます。
畳の部屋でテレビを見ているときなどに、部屋をヒップウォークで移動するとよいでしょう。日常のすき間時間を利用して腸腰筋の筋トレが行えるのです。同時にお尻の筋肉や腹筋も鍛えられます。
