『週刊女性PRIME』が、ロックバンド『THE ALFEE』のロングインタビュー記事を配信していた。

 

冒頭には、(向かって左から)桜井賢(ボーカル・ベース)、坂崎幸之助(ボーカル・アコースティックギター・パーカッション)、高見沢俊彦(ボーカル・エレクトリックギター)と、メンバー3人のバストアップ写真が掲載されていて、まず彼らがあと5年ほどで古稀に到達する「前期高齢者」だという事実に、あらためて驚いた。皆さん、肌ツヤも良く、髪もフサフサ! とくに高見沢サン!! 66歳にもなって、あのキレイなカール(←死語?)がかかった赤いロン毛は「カツラです」とでも説明されないかぎり、普通あり得ません(笑)! 一体どういうケアをすればああなれるのか!? ゼヒともご教授願いたい。

 

「前期高齢者」って響きもいいですね。私もさっそく使ってみようか……と目論んではみたものの、コレって「65歳から74歳までの人」を指すらしい。今年58歳になる私は、もう7年ほど我慢しなきゃってことか。かといって、「中年」って年齢でもないし……自分の世代的なカテゴリーをどう形容すればよいのか、むずかしいお年頃なんですよ。

 

で、THE ALFEE──1974年、大学在学中にデビューを果たし、今年8月25日に結成46周年を迎えた、昭和・平成・令和と、日本の音楽シーンを牽引し続けてきた、紛う事なきレジェンドバンドである。いまだその精力的な活動はとどまるところを知らず、9月2日には3年ぶりに68枚目のシングル『友よ人生を語る前に』をリリースするという。同インタビュー記事も、じつに内容が充実しており、ご興味あるcitrus読者さまは↑をクリックしてご一読をオススメしたいのだが、そんななかでも、とくに私が気になった(気に入った?)箇所がいくつかあったので、とりあえずはその一部を紹介しておこう。

 

高見沢「僕らくらいの世代に特に響く曲だと思います。20代、30代の若いころは、考え方も違いました。人生というより、車とか女の子、ファッションの話をよくしていた。今は、数値です。検査結果の(笑)」

 

まさしく! たしかに、私も55歳を過ぎたあたりから「女の子」と同時に、健康診断やらヘルスメーター付き体重計の「数値」に、やたら目が行くようになりはじめてきている。悲しいかな、2〜3年後には「数値」への興味が「女の子」への興味を上回ってしまうのかもしれない。

 

高見沢「坂崎と僕は、レギュラーのラジオ番組がありましたけど、桜井に至っては消息がわかる手立てがFAXだけ。スマホも持っていないし、インターネットの“ネット”もない」

 

桜井「(スマホは)持ってないよ(笑)。僕は、ふたりのラジオを聴いて、元気なんだなと(笑)。(中略)普通に(コロナの自粛期間中は)生活していました。ただ、問題なのは、自分が何の商売をしているのか忘れそうになるんです(笑)」

 

 

高齢者になってからスマホやインターネットにチャレンジする人の尽きない向上心と好奇心には、真剣にお世辞や嫌味抜きで敬意を表したい。だが、いっぽうで「あえて持たない・触れない」という選択を頑固に貫きとおし、仙人のごとく淡々と日々を生きる人も、それはそれですごいと思う。そして、長く仕事を共にしてきた仲間との絶妙な距離感も非常に勉強になる。「FAXとラジオで消息を確認」って……50年近くもの付き合いなんだから、むしろこれくらいの“遠さ”がベストなのではなかろうか。

 

高見沢「あと、4年で古稀。だから、70まで頑張りたいという気持ちも込めた新曲になっています」

 

「発売前」ゆえ、当然のことながら、私はまだこの「新曲」を聴いていないため、ロックで「一番の関心事は“数値”である前期高齢者が古稀まで頑張りたい」という熱いメッセージを、どうやって表現するのかは想像もつかないが、いずれにせよ、継続を力とする結成46周年の“お化けバンド”は、存在するだけですでに高齢者や、我々高齢者予備軍の励みになることだけは間違いない。

情報提供元:citrus
記事名:「あと4年で古稀!? 前期高齢者バンド『THE ALFEE』にこそ相応しい「継続は力なり」なる格言