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【進撃の巨人】調査兵団団長の無念極まる死亡シーンに言葉を失う…衝撃の展開まとめ




 



※このコラムは『進撃の巨人』のネタバレを含んでいます。本作未読の方はご注意ください。



 



■「うーわ…ここで死ぬかぁ……」 と思わず驚くシーンも



 



人類の生活領域である「壁」に攻撃を繰り返す巨人と、それを撃退する人類の闘いの物語。ひたすら続く絶望感と登場人物の人間模様が話題を呼び、社会現象を巻き起こしている。物語冒頭から大小様々な謎や伏線が散りばめられている。話が進むに連れ解明されていくが、同時にさらに多くの謎が生まれていく。そんな進撃の巨人の物語の中には時折、なかなかショッキングな展開が訪れる。そこでそんな衝撃のエピソードをまとめました!



 



 



■え……エレンが……その、食われたんですけど……。



 



『進撃の巨人』を読む者への、いわば通過儀礼のような衝撃展開が待ち受けるのは、なんと第1巻。目の前で母親を食われ、その復讐から巨人の駆逐を誓った主人公のエレン。それから5年間におよぶ訓練を終えた卒業の日、またしても街は巨人に襲撃される…!



 



エレンに感情移入させ、ついに本格的な戦闘がスタートするこの展開に、筆者はワクワクしていた。しかし……突如現れた巨人から親友のアルミンを救うために、エレンはなんと食われてしまうのだ…。え、主人公が……ええっ!? と開いた口が塞がらなかった。



 



 



■へぇー君らが……あの巨人なんだぁー……えええっ!?



 



巨人化能力を有し襲ってくる“鎧の巨人”や“超大型巨人”といった敵は、別の国から攻めてきているのでは? ということが判明し始める第10巻。深まる謎と次々と散っていく仲間たちを見て、筆者の精神も劇中のエレン同様にすり減っていた。そこに、あの瞬間が急に訪れたのだ。



 



「俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人だ」。その、小さなコマの端っこで唐突に衝撃の告白をし始めた仲間のライナー、そしてその親友のベルトルト。エレン同様に、……は? 何言ってんだよ? と筆者の思考は停止した。しかし、目の前で巨人化し作中屈指の激闘に流れ込むこの不意打ち演出……! しびれたことは言うまでもないだろう。



 



 



■死ぬ間際でも立ち向かう決心を丁寧に描いたうえで……



 



ミケ・ザカリアスはエレンが所属することになる調査兵団の分隊長。奇妙なクセがあるゆえに変人に見られるが、実は「調査兵団でリヴァイ兵長に次ぐ実力者だ」と仲間に語られる通り、劇中では1人で5体もの巨人を討伐するのだった。



 



しかし物語中盤、 “獣の巨人”と邂逅し、死を迎えてしまう。獣の巨人が投げつけてきた馬で姿勢を崩し、下半身を巨人に噛み砕かれたミケだったが、満身創痍のなか闘志を振り絞り立ち上がる。しかしそんな決意もろとも、直後に群がってきた無数の巨人に体を噛み砕かれ、「嫌だぁぁぁ」と泣き叫びながら散るのだった……。悲惨すぎる……。



 



 



■調査兵団団長の無念極まる死亡シーンに言葉を失う 



 



調査兵団を率いる団長であり、その機転と犠牲も厭わない決断力で数々の危機を乗り越えてきたエルヴィン・スミス。そんなエルヴィンですら、ウォールマリア最終奪還作戦という劇中屈指の激戦の最中に命を落としてしまう……。



 



獣の巨人の投石攻撃により調査兵団はエルヴィン、リヴァイ、新兵だけという絶望的な状況に陥る。しかしエルヴィンは新兵とともに苦渋の陽動突撃をかけてリヴァイの奇襲を援護。奇襲は成功したものの、飛んできた岩石に腹をえぐられ、夢見ていた壁の外の真実を目にする直前で無念の死を遂げることになったのだ。


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