2017年に高速道路上で嫌がらせを繰り返して追越し車線に停車させ、車外に出てきた夫婦2人が亡くなった事故。とても痛ましく、煽り運転の危険性が大きく報道されました。以降、煽り運転のトラブルに慎重に身構える人も増えたのではないでしょうか。
煽り運転や当たり屋に車を停められたら? 元警官のオヤジいわく ・相手と一言も会話を交わさないですぐ110番。「すみません」とか絶対言ってはいけない。 ・車外に出ない。窓やドアは絶対開けない。・相手との会話は警察官が来たら警察官の前で行うこと。
—長尾景虎 (@Kagetora_panzer) October 16, 2017
元警察官のお父さんによる煽り運転対策について投稿した長尾景虎(@Kagetora_panzer)さん。さらに通報の手順として次のように投稿を続けています。
①何が起きたか? 事件ですか?事故ですか? 事故です。
②発生時刻 だいたいで構わない。
③事故の起きた場所 分からなければだいたいの場所でOK
④事案の概要 何が起きているのか詳しく伝える。
⑤通報者氏名 あなたの名前を伝える。
この投稿についてネット上では感謝のコメントが続々。
「なるほど!」
「なにかと物騒ですから…勉強なります」
「教えてもらいありがとうございます」
長尾景虎(@Kagetora_panzer)さんによると、人が飛び込んで来た場合はすぐ救急車を呼ぶのがよいそう。警察も当たり屋常習犯をある程度把握しているはずなので、それなりの対応をしてくれるとのことです。
相手がプロだと人の言葉尻をつかんで揚げ足取るのが上手いんだそうです。だから極力会話しない方が良い
ちなみに、高速道路上で煽り運転に遭遇したときには、まず、路肩に最も近い第一車線を目指すのが鉄則。しかし進路を妨害されて、逃げ場のない追い越し車線などに停車せざるを得ない状況となったら…? 専門家によると、
極力、相手と距離を離して路肩に車を停車することをお薦めする。そしてすぐに警察、または#9910(道路緊急ダイヤル)に連絡して欲しい。可能なら相手が車から降りてあなたの車に向かってくる間に車を出して逃げてしまうのがいい。逃げながら警察(110番)または#9910へ連絡をするのが最善策だと筆者は考える。同乗者がいれば電話をしてもらおう。そして、命まで奪われかねない緊急事態であることも臆せず伝えよう。「大事に至らなかったら恥ずかしい」と思う必要はない。
実際に、煽られたり、当たり屋と思われる人に遭遇したら、気が動転して相手の主張に飲み込まれてしまいがち。とっさの感情でやり返そうとしたり、まともに相手になるのもNGです。「とにもかくにも110番」「高速道路上なら#9910」と覚えておきたいですね。