starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

バブル世代が危険!? コンビニ店員が明かした「私が出会った迷惑客」衝撃エピソード




コンビニエンスストア等の“レジ”で客の迷惑行為が増えている。店員の態度が悪く、それに対して怒るのであれば問題はないが、ハナから店員に迷惑をかけるために訪れるブラックカスタマーも多い。



 



彼ら彼女らはなぜ、こうした迷惑行為を行ってしまうのか――現場で働く店員さんに取材してみた!



 



今回話を聞かせてもらったのは、コンビニ店を一族経営しているAさん、大手コンビニ店で雇われ店長をしているBさん、そして大手スーパーのパート店員Cさん。いずれの店にも、きまって日に2~3回は「迷惑客」が訪れるという。



 



 



■“合併号”が理解できない



 



いわゆる総合雑誌やマンガ雑誌など“週刊”の雑誌は、年末年始やGWなど大型休暇時に、2号分をまとめた“合併号”を作る。編集部員が休めるようにするためだ。



 



Aさんのコンビニを訪れる迷惑客のひとりは、この合併号をわざわざ二度買い、毎回「同じ雑誌を買ってしまった!! もっと分かりやすく表示しろ!! 途中まで読んで気付いたじゃないか!!」とクレームをつけてくるという。



 



むろん、店側で対処のしようはなく、「半分まで読んでいる」とわざわざ自己申告しているため返金もできない。それでも毎回毎回同じことをするというのだから驚きだ。自分の不注意を店員のせいにする厚顔無恥さをどうにかしてほしいと思うのは、私だけではないだろう。



 



 



■両替を断られてブチ切れ



 



コンビニは比較的便利な時間帯に開いていて、生活に必要なものがある程度そろっているから「コンビニエンス(便利な、好都合な)」なのであり、「客に対してなんでもするからコンビニエンス」なわけではない。それを知らないのか、「両替して!」と頼みに来る厚かましい客は非常に多いという。



 



1000円札を100円10枚に換えるくらいなら、その時の小銭の在庫いかんでやらないこともないというが、中には1万円札を持参し「すべて100円玉に換えろ!」と言う、逆に100円玉を大量に持参して「500円玉に換えろ!」と命令するバカがいるそうだ。



 



Bさんのコンビニを訪れたのも、そうしたひとり。両替を断った瞬間「テメー、コノヤロー」と大声で騒ぎだしたという。あまりにしつこいので両替に応じると「出来るんじゃねぇか!」と一言。脅迫したことなど忘れたのか、涼しい顔で帰っていったという。



 



ちなみにBさん、この客が同じことを何度も繰り返すため、レジに大きく「両替お断り」と書いた紙を貼ったという。



 



 



■「ちくわじゃねぇよ、ちくわぶだよ!!」



 



Cさんの店はおでんを販売しており、おでんダネを店員が取り分けるシステムとなっているという。ある日、聞き取れないほどの小声で「ちくわ……」と注文してきた客がいた。「ちくわですね?」と確認して器に取り分け、お会計をしようとすると、なんと、「ちくわじゃねぇよ、ちくわぶだよ!!」とキレたというのだ。



 



この客は以前も「エディで……」と小声で言うので『Edy』で決済しようとすると「エディじゃなくて『iD』だよ!! ちゃんと客の話聞けよ!」とキレた前科があった。わざと声を小さくし、ミスリードさせている



 



こうした行為が数回続いたことから、「ちくわですか? ちくわぶですか? 申し訳ございませんが、もっと聞こえるようにお願いします」と強く確認するようにしたという。それでも新人店員が入った店を狙ったかのように訪れるというから迷惑千万だ。



 



 



■50代くらいの男性一人客がほぼ100%



 



ちなみにいずれの店でも、こうした迷惑客はほぼ100%、



“ひとり”で、



“50代くらい”の、



“男性”



 



だという。さらに突っ込んでどういうタイプか訊ねたところ、



「仕事場では大人しそう……というか、仕事があまり出来なさそうな、



上司や同僚に思ってることが何も言えなさそうな、さえない人たち」



 



なのだとか。また、共通しているのは、



・大人しそうな店員を選んで、迷惑行為を行う



・出入り禁止にしてもシレッと訪れる



の2点だった。



 



また、Bさんによると



 




「トラック運転手さんとか、見た目が怖い系の人たちは基本優しいし、迷惑行為はしないですね。ゴミをポイ捨てしていくことは、ごくたまにありますけど」




とのこと。



 



 



■神様でもなんでもなく「貧乏神」



 




「毎日早朝に店に来るんですよ。他でストレス発散できないから、店員にアタリに来るんでしょうけど……迷惑でしかないです。何度も何度も出禁にしてますし、近くに他のコンビニもあるのに、なぜか来るんですよね。店員のことを“格下”認定しているのは明らかなんですが、お客様は神様ですっていうのは、きちんとしたお客様だけに通用するルールなので……神様でもなんでもなく、貧乏神にしかなってないんですけど」




とAさん。



 




「見た目や行動からあきらかにヤバそうだなとわかる人なら、まだマシなんですよ。大人しそうな人に限って急にキレ出すので、防犯カメラは欠かせないですね」




とBさん。



と、ここで面白いことを言ったのがCさんだ。



 




「ウチの店長は、『ああいう客は、バブルの落とし子ってやつで、若い時に当たり前の価値観が培えなかった可哀想な人たちなんだよな』なんて言ってましたね」




 



■バブル世代は危険?



 



そう。50代といえば、まさにバブル期に学生~新社会人時代を謳歌した世代。結婚して、子どもを作ってという“あたりまえの人生”を送ることも「金さえあればできる」と思っていたはずだ。しかし人生そう甘くはない。バブルが崩壊しても、そうした価値観をぬぐい切れず、フラストレーションをためているのかもしれない。



 



自分より弱い立場と認定した人に危害を加えることでしか、ストレスが発散できないダメな50代男が60代、70代の“老害”となって世にはびこる未来なんて、考えるだけで背筋が寒くなる。自分の愚かな行為を悔い改めてくれる日がくることを祈るばかりである。


    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.