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“青田買い”からの競争激化に限界… いま求められるアイドルたちの「セカンドキャリア」支援




東スポによると、元アイドルの5人がプロデュースする海の家『SUMMER&IDOL』が7月1日、神奈川県・鎌倉の由比ガ浜海水浴場でオープンした……らしい。



 



この海の家は、アイドルのセカンドキャリアを創出するべく立ち上げられた『&IDOL』というプロジェクトの一環からつくられたもので、元『アイドリング!!!』の伊藤祐奈(22)が総合プロデュースを務めているという。



 



伊藤は「プロデューサー」として、(約2ヶ月間働く)女子大生ほか一般女性から選ばれた“アルバイトアイドル”に「ここはいろんな活用の仕方があるので頑張ってください」とエールを送ったが、現在のところ、彼女らがどのような活動をしていくかは未定……なのだそう。



 



なんか、話が早くも支離滅裂になってきてますけど(笑)、もうちょっとだけ我慢して読んでほしい。



 



『SUMMER&IDOL』には元アイドルこそいないが、『&IDOL』が掲げる「アイドルのセカンドキャリア創出」というコンセプトに共感する芸能関係者は多い……とのこと。



 




「最近のアイドルはグループとして知名度を得ても、なかなか個として売れるのは難しい。こっそり名を変えてAVに転向する子もいれば、高級ラウンジで働いたりVIP専門のコールガールになる人もいる。正直、セカンドキャリアの選択肢は少ないだけに、同プロジェクトが成功すれば、一大事業になり得る」(芸能関係者)




 



なるほど、「大量生産」ののち容赦ない振るいにかけられ、さんざん、あるいはそこそこ消費され尽くしてから、宙ぶらりん状態となってしまう“生き残れなかったアイドル”のセカンドキャリアに関わっていくというコンセプトは、まことに高邁で、決してお世辞や嫌味じゃなく、社会的意義にも満ちた「素晴らしい試み」だと私も思う。賞味期限の過ぎたアイドルたちのセカンドキャリアが開けたら、“消費する側”の罪悪感も幾分かは軽くなるだろうし……。



 



だがしかし。「セカンドキャリア」とは、正確には「第二の人生における職業」を指す人事労務用語で、だとすれば、現時点ではこの海の家のなにがどうセカンドキャリアへとつながっていくのか……が残念ながら、ちっとも見えてこない。「ちっとも見えてこない」どころか、「アイドルのセカンドキャリア」なんてことを真剣に考えなきゃいけなくなった大きな元凶の一つである「アイドル予備軍の青田買い」を、逆に助長しているだけではないのか? 



 



まあ、拡大解釈すれば「元アイドルの5人が(本来だと)裏方役のプロデューサーに転身した」のは“セカンドキャリアの実例”とも言えなくはないが……それにしても、たった5人のセカンドキャリアのために、また女子大生ら一般女性を、大量にアルバイトとして“コッチの世界”へと中途半端なかたちで巻き込むのはいかがなものなんだろう。



 



私は、もし本気で「アイドルのセカンドキャリア」に取り組むなら、まず第一に着手すべきは「むやみな青田買いを控えて、アイドルと呼ばれる女性の裾野を狭めること」だと考える。“スカウトの厳選”によって分母、すなわち楽観的な勘違いで業界入りしてしまった自称に近いアイドルを減らし、過当競争化を防ぐ……という発想である。



 



あと、もう一つは「今一歩伸び悩んでいるアイドル(予備軍)たちが、個人個人に適した専門知識を学べたり、元々持ち合わせている技能をより磨くことができる場を紹介・斡旋する仲介役を買って出る」とか……?



 



もちろん、それは「女子野球」でも「麻雀」でも「法律」でも「株」でも「TOEIC」でも「ハッキング」でも「恐竜」でも「昆虫」でも、なんだってかまわない。むしろ、マイナーに特化すればするほど望ましい。これらに「〜アイドル」をくっつけたら需要は激増し、一気に他のライバルをもごぼう抜き──仮にアイドルを引退したとしても、“次の身の振り方”にずっと柔軟性も帯びてくる。まさに一石二鳥というヤツで、いわば「真実味のあるセカンドキャリア・プラン」とは、そういうことなのではなかろうか。


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