世界で唯一アジアとヨーロッパを跨ぐ都市、トルコのイスタンブール。
現在、トルコ通貨リラの急落により更に物価安でお得な観光先として注目を浴びています。
今回は、イスタンブールに行ったら必ず回っておきたい定番おすすめ観光スポットを旧市街エリアで7つ厳選しました。初めて訪れる方にもおすすめです。
皆さんこんにちは!ライターMiruです。
元々日本より物価も安く人気旅行先であるトルコですが、現在 トルコリラ急落につき、お得に旅行できるチャンス となって更に注目を集めています。
今回はトルコ一番の大都市イスタンブールでの、おすすめ定番観光スポットを、 世界遺産に登録されている「イスタンブール歴史地区」である旧市街メイン に、アフターコロナで実際訪れた筆者が紹介します。
1泊2日目安 で回れる内容になっているので、カッパドキアなどトルコ地方と組み合わせて旅行したい方や、乗継便までのお急ぎ1日観光の方、初めてイスタンブールを訪れる方も要チェックです。
空港からイスタンブール市内への行き方
イスタンブールには「新イスタンブール空港」と「サビハ・ギョクチェン空港」の2つがありますが、どちらも 「Havaist」 という空港から市内へ直接出ている長距離バスがおすすめです。
旧市街へは「ベヤジット」行き、新市街へは「タクシム」行き のチケットを、 バスチケット窓口か、現金の場合は車内でも購入できます 。
時間は約1時間、お値段も片道60~100リラ(約415~700円/2023年4月11日現在)と安く、乗り換えもないので間違わず安心です。
また、バスが苦手な方は2023年に入ってから開通したばかりの 地下鉄M11線でも直接市内へ行くことが可能 です。
イスタンブールでの移動方法
イスタンブール市内では、こちらの「 イスタンブールカード 」というICカードを50リラ(約350円/2023年4月11日現在)で購入し、お金を好きな分だけチャージすれば、 地下鉄やトラム、バスなど公共交通機関どこでも基本的に使用可能 です。1回乗車につき10リラ(約70円/2023年4月11日現在)ほどで非常にローコストです。
モスク
イスラム国家であるトルコで、見逃せないのがやはりモスクです。無料で見学できるのも嬉しいポイントです。街を歩くと無数のモスクが見られますが、3つ有名どころをご紹介します。
モスクは神聖な場なので、訪れる際は 露出の多い服装は避け、女性は髪を布で覆う なりして隠しましょう。
また、イスラム教は1日5回の礼拝が行われており、 礼拝中と金曜の午前中は入場ができないので注意 してください。
ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミイ・モスク)
17世紀初頭にスルタン・アフメット1世によって建造された、世界一美しいモスクといわれる観光名所。外観は6本のミナレットとドームが特徴で、内部は壁が2万枚以上の青と白のタイルで装飾されていることからブルーモスクとも呼ばれています。贅沢な装飾とステンドグラスが美しく見どころです。
2023年4月現在は、残念ながら改修工事中によりモスク入場不可である日が多い です。(日によっては、一部分のみの見学も可)向かう前に状況をチェックしましょう。
アヤソフィア
ブルーモスクと並んで有名なのがこちら、アヤソフィア。「ビザンツ建築の最高峰」とも呼ばれており、建築物としても見どころ満載。 元々はキリスト教会だったのがモスクへと大改築 が行われた珍しくも貴重なモスクです。
スレイマニエ・モスク
オスマン帝国を最盛期に導いたスレイマン大帝のために1557年につくられたモスクです。 トルコ史上最高の建築家と評され、多くの世界遺産を生み出したミマール・スィナンによって設計 されたオスマン建築(トルコ建築)の傑作の一つといわれています。真っ赤な絨毯と無数のランプ、ステンドグラスが美しく心を奪われます。
ブルーモスク、アヤソフィアより観光客が少なくゆっくりと見学することができますよ。またモスク内はもちろん、中庭からはイスタンブールの絶景も見られ、人気撮影スポットとなっています。
宮殿
地下水宮殿(バシリカ・シスタン)
東ローマ帝国時代に造られた巨大な地下貯水池。ローマ時代から残る柱は、様々な場所から運んでこられたため色々な種類があり、その柱の数はなんと300本以上。なかでも 横向きや逆向きのメデューサの顔の柱が見どころ です。薄暗くライトアップされ、ひんやりとしている湿気のある地下の空間は、少し不気味でもあり美しく神秘的です。
トプカプ宮殿
オスマン帝国の中心として栄えた宮殿で、当時オスマン朝の重要な政治や決議も行われていた場所です。緑豊かな庭園、華やかなタイルが美しいハレム、ダイヤやエメラルドなどの豪華な宝飾品が見られる宝石館など見どころ満載です。宮殿内はとにかく広いので、ピックアップした 見どころを中心に回るのがおすすめ です。
また、宮殿の高台はイスタンブールを一望できる絶景スポットとなっています。 火曜日は休館日 なのでご注意ください。
ショッピング
グランドバザール
グランドバザールは 中東最大の屋内市場 で、4500店以上の小さなお店がズラリと並んでいます。とにかく広大で複雑な構造をしていて迷ってしまうので注意してくださいね。ストールや陶器などの雑貨系お土産が集まっているので、お土産を買い揃えたい方にうってつけです。店の呼び込みが多いので、しつこい場合は無視しましょう。
エジプシャンバザール
もう一つ、観光客のみならず地元のお客さんにも人気で賑わう、ローカル感を楽しめるバザールがこちら。かつてはスパイスを扱う店舗が並び「スパイスバザール」とも呼ばれていて、現在でも様々なスパイスが購入でき、乾物やお菓子など食品をメインに多く揃えています。グランドバザールと異なりシンプルで小さめの「L字」構造になっていて回りやすいです。こちらも屋内なので、 天気の悪い日にも困らずおすすめ です。
イスタンブールを巡ろう
見どころ満載のイスタンブール。どこも有名観光名所で 非常に混雑しやすいため、できるだけ朝一の訪問をおすすめ します。
また、時間に余裕があれば旧市街からすぐ近くの新市街エリアや、西のヨーロッパ側のみならず、東のアジアエリアへも足をのばして訪問してみると良いでしょう。
しっかり計画を立てて、イスタンブールを満喫してくださいね!
https://www.veltra.com/jp/europe/turkey/istanbul/?sid=1554
Miru
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。