赤い観光バスが走るロンドンは、春から夏にかけてがベストシーズン。ロンドン塔以外にも、数多くの観光スポットがあります。
国立の博物館や美術館はなんと無料!日本にはないダイナミックで貴重な展示品の数々を楽しめますよ。
今回は無料の博物館2ヶ所を含む、ロンドンの王道ツアーをご紹介します!
ロンドンの基本情報
ロンドンを訪れるなら、 5月から9月がおすすめ 。夏は日本よりも涼しく、日照時間も長いです。逆に冬は日照時間が短く雨が多いため、悪天候時にも行ける屋内の観光施設をチェックしておいた方が良いでしょう。
また、 日曜日の朝はお店が閉まっていることが多い です。どうしても行きたいお店がある時は、事前によく確認してから訪れましょう。
交通事情
ロンドンといえば2階建の赤いバスを思い浮かべる人が多いでしょう。各観光地へ行くにも便利で、 24時間営業 なのも嬉しいところ。
でも、ロンドンのバスは 現金が使えない ので注意が必要です。タッチ決済対応のクレジットカードか、現金がチャージできる オイスターカード を使いましょう。
オイスターカードはとっても便利!駅券売機で購入できて、バス以外にも地下鉄やトラムなどに対応しています。ロンドンの地下鉄の券売機は日本語で表示もできるので、安心して購入できますよ。
バスの他に、 地下鉄 が主要な観光名所の付近まで通っていることが多く便利です。
大英博物館
大英博物館は、エジプト、アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど、世界各国の芸術品をはじめとしたあらゆるものを鑑賞できる博物館です。
所蔵点数は 約800万点 。膨大な展示品は、世界最大規模の所蔵品のほんの一部なのです。収蔵品は 露出展示 されているものが多く、いろんな角度から鑑賞できるのも魅力のひとつ。
そして、なんと 入場料は無料 !午後に向けてかなり混雑するので、開館時間に合わせて入場することをおすすめします。
必見の展示品
どれもこれも目移りする珍しい品ばかりで、じっくり見ていたら何時間も経ってしまいます。観光時間が限られている時は、事前に好みの展示品に絞って鑑賞しましょう。
有名どころは次のとおりです。
- ロゼッタストーン(Room4)
- モアイ像(Room24)
- クリスタルスカル(Room27)
- 古代エジプト(Room61〜66)
特に 古代エジプトゾーンの人気が高く 、ミイラや死者の書などを目当てに観光客でごった返します。 1番最初に訪れる場所は、古代エジプトゾーンが良いでしょう 。
お土産は ミュージアムショップ で買ってみてはどうでしょうか?展示品をモチーフにしたおしゃれなアイテムがたくさん見つかりますよ。
ハロッズ
大英博物館最寄りのRussell Square(ラッセル・スクウェア)駅などからハロッズの最寄りのKnightsbridge(ナイツブリッジ)駅まで地下鉄で移動しましょう。
ハロッズは世界的に有名な 老舗高級百貨店 で、ハロッズに行けばなんでも揃うといわれるほど品揃えが豊富。
中でも、目移りするような 紅茶やチョコレート などが並ぶ Food Halls(フードホール) が有名です。ディスプレイにずらりと圧巻の品揃えの食べ物を見るだけでも気分が上がりますよ。
アフタヌーンティー
イギリスといえば紅茶、紅茶といえばアフタヌーン・ティー!イギリスを訪れたら、本場を味わってみましょう。
The Harrods Tea Rooms(ハロッズ・ティールーム) では、フィンガーサンドイッチやケーキなどが付いたアフタヌーンティーセットを食べられます。濃厚なクロテッドクリームをたっぷり塗ったスコーンのおいしさは格別。
ロンドンでは他にもアフタヌーン・ティーを楽しめるお店がたくさんあります。好みの店を探して訪れてみましょう。
お土産を購入
軽くて日持ちがしておしゃれな ブリキ缶入りの紅茶 はお土産にぴったり。有名ブランドからハロッズオリジナルものまで揃っているので、お気に入りの商品がきっと見つかるはず。
ハロッズは他にも ハロッズ・ベア というテディベアがお土産として大人気です。色、サイズ、形、服など様々なテディベアが陳列されており、中にはキーホルダータイプも売っています。
ロンドン自然史博物館
Knightsbridge(ナイツブリッジ)駅からロンドン自然史博物館最寄りのSouth Kensington(サウス・ケンジントン)まで地下鉄で行きましょう。15分ほどで徒歩でも行けます。
ロンドン自然史博物館は大英博物館の分館として誕生した、 世界最大規模の自然史系博物館 です。大英博物館と同じく、なんとこちらも 無料 !展示物だけでなく、外観や内観の建築の美しさも魅力です。
巨大な骨格標本
Hintze Hall(ヒンツ・ホール)に展示された シロナガスクジラの骨格標本 や ディプロドクスの全身骨格 です。シロナガスクジラは天井から吊るされており、ロンドン自然史博物館のシンボルでもあります。
Hintze Hallに展示された骨格標本は、どれも巨大で見応え抜群。建物の壮麗さとあいまって、とても見応えがあります。
他にBlue Zone(ブルー・ゾーン)にある 恐竜の模型 なども人気があります。
オペラ座の怪人を観劇
South Kensington駅から、ウェスト・エンドにあるヒズ・マジェスティーズ・シアターの最寄りのPiccadilly Circus(ピカデリー・サーカス)駅まで、地下鉄で行きます。
ロンドンのウェスト・エンドといえば、アメリカのブロードウェイと並ぶ ミュージカルの本場 。「レ・ミゼラブル」や「マンマ・ミーア」など数々の名作が上映されていますが、特におすすめなのが「オペラ座の怪人」です。
オペラ座の怪人とは?
「オペラ座の怪人」は、1986年にアンドルー・ロイド・ウェバーが発表したミュージカルです。
19世紀のパリにある オペラ座を舞台にした悲劇 で、日本でも劇団四季が公演をしたり、映画化もされました。
美しい音楽と華やかな舞台は、長く人々に愛されています。
ヒズ・マジェスティーズ・シアター
ヒズ・マジェスティーズ・シアターは1705年に開場した 由緒ある劇場 で、現国王が男性なら「ヒズ」、女性なら「ハー」と名前が変わります。2024年現在はチャールズ3世の即位に伴い、ヒズ・マジェスティーズ・シアターになりました。
オペラ座の怪人は1986年から現在まで、こちらの劇場で ロングラン上映 されている大人気作品です。
お腹に響くような音響と演出と役者さんの演技はまさに圧巻。 豪華絢爛な舞台 は、ぜひ一度生で見ることをおすすめします。英語がよくわからなくても、音楽と大迫力の舞台で言語関係なく楽しめますよ。
魅力的な観光名所とグルメを満喫しよう!
ロンドンの王道ツアーを詳しく紹介しました。
ロンドンの中心地は伝統的な建物が立ち並び、散策するだけでも非日常を味わえます。
観光の合間に香り高い紅茶を飲みながら、優雅にアフタヌーンティーを楽しむのも良いですね。
さぁ、ベストシーズンに魅力的な観光地が集まったロンドンへ旅立ちましょう!
https://www.veltra.com/jp/europe/uk/london/?sid=1554
こんぺいとう_510
余暇プランナー
食べることが大好きなフリーランスのwebライターです。現在は幼い娘と猫と夫で暮らしています。国内外問わず旅行が好きです。子連れのお出かけスポットや絶景スポットを日々リサーチして、行く機会を狙っています。行ってみたくなるような「楽しい」が伝わる記事を書きたいです。