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【2023年】関西の紫陽花スポット7選!梅雨のおでかけにおすすめ


雨の多い梅雨の時期は、どうしても気分が少し下がり気味になってしまいがち。

そこで、今回は梅雨の時期に見頃の花である紫陽花が楽しめる関西のおすすめスポットを7つ紹介します。

ぜひ参考にして、”じめじめ”した空気を払拭できるほど美しい雨のしずくが映える紫陽花を見に行ってみてください。

紫陽花が美しい関西のおすすめスポット7選

久安寺 あじさいうかべ

紫陽花寺の代表格の「三室戸寺」

京都府宇治市にある三室戸寺(みむろとじ)は、 「紫陽花寺」 と呼ばれるほどに多くの方々から親しまれている紫陽花の名所です。

「あじさい園」には、西洋紫陽花や額紫陽花をはじめ、幻の花と言われた 「七段花(しちだんか)」 など、毎年約50種20,000株が咲き乱れています。訪れた人を圧倒させるほどに一面に色とりどりの紫陽花が広がる光景がとても魅力的です。

夜のライトアップ の開催日もあり、昼とはまた違う幻想的な風景を楽しめます。公開期間中は境内の 「花の茶屋」 という和風茶店も開かれており、 あじさいパフェ あじさい氷 などが提供され、休憩に立ち寄ってみるといいでしょう。

また、近年では 「ハート型の紫陽花」 を見つけると恋が叶うとSNSで話題になった場所でもあります。 ハートアジサイのお守り ハートの絵馬 も販売されているため、恋愛成就をお願いしたい方にもおすすめのスポットですよ。

【基本情報】

  • 所在地:京都府宇治市莵道滋賀谷21
  • 拝観時間(4月〜10月):8:30〜16:30(最終入山15:40)
  • 拝観時間(11月〜3月):8:30〜16:00(最終入山15:10)
  • 休み:8月13日〜8月15日、12月29日〜12月31日
  • 拝観料(通常):大人500円、小人300円
  • 拝観料(2月18日〜7月17日、11月):大人1,000円、小人500円

https://www.mimurotoji.com/

紫陽花と一緒に京都が一望できる「善峯寺」

善峯寺(よしみねでら)は京都西山の中腹に位置している平安時代中期に開かれたお寺です。境内は約30,000坪に及び、 高台からは京都市内を一望 できます。桜と紅葉の名所としても有名なスポットです。生類憐れみの令で有名な5代目徳川将軍である綱吉の母、桂昌院にゆかりがあるお寺としても知られています。

境内で紫陽花が楽しめるのは、3,000坪もの広さを誇る 「白山あじさい苑」 になります。西洋紫陽花や額紫陽花など約8,000株の紫陽花が、斜面一帯を鮮やかに彩っています。

紫陽花はしっとりと濡れた雨の日に見ると幻想的な美しさがありますが、善峯寺では 晴れた日に訪れるのもおすすめ です。ハイキング気分で散策ができ、見晴らしのよい高台から紫陽花越しに京都市の街並み一望する絶景に出会えます。

【基本情報】

  • 所在地:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
  • 拝観時間:8:30〜17:00(受付終了16:45)※土日祝は8:00〜
  • 拝観料:500円

https://souda-kyoto.jp/guide/spot/yoshiminedera.html

風鈴との組み合わせが独特の「正寿院」

正寿院(しょうじゅいん)は、京都市宇治田原町にある高野山真言宗のお寺です。周囲には自然豊かな田園風景が広がっているのも相まって、境内全体がゆっくりと時間が流れる落ち着いた雰囲気に包まれています。

正寿院は 「風鈴寺」 とも呼ばれ、6月から9月中旬にかけて夏の風物詩として 「風鈴まつり」 が開催されます。境内に2,000個を超える風鈴が吊り下げられ、茶畑と山と空を背景に風鈴の音が鳴り響く景色は、まさに壮大です。特に正寿院で独自に制作されている花風鈴には 「あじさい風鈴」 という風鈴の中に紫陽花が飾られたものがあり、とても可愛らしいとSNSで発信されて以来、大人気となっています。

また、正寿院は 「猪目窓(いのめまど)」 というハート型に見える窓がある 「則天の間」 という客殿があります。春は桜のピンク、夏は新緑の緑と季節によって表情が変わり、こちらもSNSで大変話題です。

【基本情報】

  • 所在地:京都府綴喜郡宇治田原町大字奥山田小字川上149
  • 拝観時間:9:00〜16:30(12月〜3月は10:00〜16:00)
  • 休み:12月26日〜1月4日、4月第3日曜日、8月17日
  • 拝観料:600円(お茶・お菓子・散華・叶紐付き)

https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=9687&r=1533195354.424

インスタ映えする花手水がある「柳谷観音 楊谷寺」

柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)は、紫陽花や紅葉の名所として有名な長岡京市にあるスポット。 眼にご利益がある とされており、眼病平癒を願う天皇家の方々をはじめとした多くの人々から厚く信仰されてきた由緒正しいお寺です。

梅雨の季節には、日本や西洋のものを合わせて約30品種5,000株の紫陽花が境内の各所に咲き乱れます。特に有名なのは境内に数か所点在している 「手水舎」 です。昔から日本では花を水に浮かべる習慣がありますが、現在メディアやSNSを通じて広がっている 花手水は、楊谷寺にある手水舎・手水鉢が発祥 です。手水鉢一面を埋めつくすように紫陽花が浮かべられ、カラフルでとても美しいと大変人気を集めています。

ご利益めぐりをしながら紫陽花の魅力を存分に堪能できる必見スポットです。

【基本情報】

  • 所在地:京都府長岡京市浄土谷堂の谷2
  • 開門時間:9:00〜17:00(受付終了16:30)※土日祝は8:00〜
  • 拝観料:500円(ウイーク期間中は700円)

https://yanagidani.jp/

池に浮かぶ紫陽花が美しい「久安寺」

大阪府池田市にある久安寺(きゅうあんじ)は、725年に行基菩薩によって開かれ、安土桃山時代に 豊臣秀吉が参拝 したと伝えられているお寺です。花を通して寺の本尊とのご縁をいただける花の寺として 「関西花の寺二十五霊場」 にも入っており、季節によりボタンやハス、紅葉も楽しめます。

久安寺では梅雨の時期を迎えると境内の至る場所で紫陽花が咲いています。中でも毎年6月中旬から行われる 「あじさいうかべ」 は、花手水に興味のある人なら必見のイベントです。

開催場所は境内の敷地内のほぼ真ん中にある 「具足池」 で、瑞々しく鮮やかな紫陽花がたくさん浮かべられます。手水舎や手水鉢よりも大きな池で行われるため、また違った風情が楽しめるインスタ映えスポットとして人気が高まっています。

【基本情報】

  • 所在地:大阪府池田市伏尾町697
  • 拝観時間:9:00〜16:00
  • 拝観料:300円

https://kyuanji.jp/

カラフルな参道を歩ける「長谷寺」

奈良県桜井市にある長谷寺(はせでら)は、全国に3,000余りの末寺を持つ真言宗豊山派の総本山です。天武天皇の病気平癒を目的に道明上人が686年に「銅板法華説相図」を安置したことが始まりとされています。春には約7,000株のボタンが咲き、秋には紅葉が楽しめる 「花の御寺」 としても有名なスポットです。

長谷寺では、5月下旬から7月上旬にかけて岡寺・壺阪寺と合同で 「大和三大観音 あぢさゐ回廊」 が開催され、長谷寺では本堂の近くにある 「嵐の坂」 という階段が会場です。鉢植えの紫陽花が並べられ、下から見上げると圧倒されるほど美しい光景に出会えます。

また、本堂周辺の参道でも約20,000株の紫陽花が咲き乱れているのも注目ポイント。坂道の多さが玉に瑕ですが、雨の日にゆったりと散策したいスポットです。

【基本情報】

  • 所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
  • 拝観時間(4月〜9月):8:30〜17:00
  • 拝観時間(10月〜11月、3月):9:00〜17:00
  • 拝観時間(12月〜2月):9:00〜16:30
  • 休み:8月13日〜8月15日、12月29日〜12月31日
  • 拝観料:大人・中高生500円、小学生250円

https://www.hasedera.or.jp/

約1,300年の歴史がある境内で発展し続ける「あじさい曼荼羅園」

1,300年前の飛鳥時代に開山の 「救馬渓観音(すくまだにかんのん)」 は、開運厄除けにご利益がある紀南地方で随一の霊場です。毎年お正月には約70,000人が参拝し、桜・紫陽花・紅葉の名所として知られています。

あじさい曼荼羅園(まんだらえん)は、1,985年に紫陽花好きが集まって境内に苗を植え始めたことをきっかけにつくられた庭園です。現在では約120種類10,000株が約2,000坪の広さに咲き誇ります。

京都や東京などでは町の入口や重要な場所を6か所選んでお地蔵様を祀り、順番に参拝する 「六地蔵巡り」 という習慣があります。あじさい曼荼羅園では園内にある6つの辻を人生の岐路に例えてお地蔵様を祀り、人生をよい方向へと導いてもらえるように 紫陽花を見ながら六地蔵巡りができる のが特徴です。

【基本情報】

  • 所在地:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬313
  • 開園時間:10:00〜16:00
  • 入園料:大人(高校生以上)500円、小中学生250円、未就学児無料

https://www.sukuma.jp/ajisaimandara/index.html

憂鬱な雨の日は紫陽花を見て癒されよう

長谷寺 参道

関西には紫陽花で有名なスポットが多く、それぞれで規模や見え方に特徴があります。中にはインスタ映えを狙えたり、期間限定の御朱印をいただけたりする場所もあり、観賞以外の要素にも注目です。

雨だからこそ美しい紫陽花の様々な表情を見て、心が洗われる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

出典・参考


C.Wakisaka

余暇プランナー

1987年生まれの和歌山県在住のフリーライター、C.Wakisakaと申します。季節の風景・歴史・スイーツが好きで、カメラを持ってよくおでかけしています。関西を中心に一人旅や家族で日帰り旅行をするのが大抵ですが、時には夜行バスを使っての東京への弾丸日帰り旅行も。海外旅行はマカオ・パリ・南ドイツ周遊の経験があり、特にドラクエの雰囲気やメルヘンらしさを感じられるドイツを愛しています。「行ってみたい!」と思える情報を発信できればと思っています。

【2023年】関西の紫陽花スポット7選!梅雨のおでかけにおすすめ

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