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甘いもの好き必見!ドイツ生まれのスイーツ7選♪ 日本とは違う?カフェでの注文方法も解説


ビールとソーセージのイメージが強いドイツですが、実はチョコレートの生産量と消費量においても世界トップレベルを誇っています。

今回は、そんなドイツのおすすめスイーツを7種類紹介します。カフェでの注文方法も解説するので、ぜひ現地に行った際には味わってみてください。

ドイツで食べたいおすすめスイーツ7種類

黒い森地方の「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」

ドイツ南西部に広がる黒い森地方の特産品といえば、サクランボ。そのサクランボを使ったケーキが「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」です。

ココアスポンジケーキにキルシュヴァッサーと呼ばれるサクランボの蒸留酒をたっぷりふりかけてホイップクリームとブラックチェリーをサンドし、薄く削ったチョコレートを表面にかけて仕上げられます。 チョコレートが黒い森を思わせサクランボの赤が映える、見た目も可愛らしいドイツ国内でも人気の高いケーキ です。

なお、ドイツではこのケーキを販売する際にはキルシュヴァッサーの使用が法律で定められています。キルシュヴァッサーは度数40%なので、お酒に弱い方は少し抵抗感があるかもしれませんが、甘酸っぱくほろ苦い味わいが楽しめる絶品ケーキです。

フランクフルト・アム・マインの銘菓「フランクフルタークランツ」

日本との直行便も発着する国際空港があるフランクフルト・アム・マイン。その名物ケーキが「フランクフルタークランツ」です。

クランツとは花輪や花冠を意味する言葉で、リング型に焼いたスポンジとバタークリームを重ねてゆき、砕いたヘーゼルナッツやアーモンドを隙間なく表面にまぶして仕上げていきます。日本にあるユーハイムの真っ白いものをイメージする方もいるでしょうが、現地では 砂糖漬けのチェリーが飾られており、まさに王冠とも呼べる見た目のホールケーキ となっています。地元の名物菓子らしく、どこか懐かしさを感じる素朴な味わいが魅力です。

マンハイム発祥の隠れ名物「スパゲティアイス」

シンプルで素朴な見た目が多い中、一風変わったスイーツが「スパゲティアイス」です。マンハイムにある「アイス・フォンタネッラ」というお店のオーナーが開発したスイーツで、一見ミートスパゲティにしか見えません。

細長く絞り出したバニラアイスをスパゲティ麺に見立て、ミートソースを思わせるイチゴソースと、粉チーズ代わりに小さく削ったホワイトチョコで構成 されています。どっしりと重そうな見た目はインパクトがありますが、実はバニラアイス同士の間に空気が入ることで食感はふんわりと軽くなっています。現在ではドイツ全土にあるアイスカフェで食べられるので、暑い日におすすめのスイーツです。

ドレスデン名物のチーズケーキ「アイアーシェッケ」

「アイアーシェッケ」は、ドレスデンを含むザクセン地方の伝統菓子。 チーズケーキに似て非なる味わいが楽しめ、カスタード好きにイチオシのケーキ です。アイアーシェッケは3層構造となっており、スポンジ生地もしくはタルト生地を土台に、クヴァルクと呼ばれるチーズの層とカスタード生地の層を乗せて焼き上げられます。

シェッケの意味により名前の由来が2説あるのも、このケーキならではでしょう。1つは、3層構造が14世紀頃の男性が着ていたチュニックにベルトを留めたシェッケに似ていたからとする説で、もう1つは焼き上げた表面がまだら(=シェッケ)だからという説です。ぜひ実物を見て、名前の由来がどちらにあるのか確かめてみてください。

バイエルン地方を代表するケーキ「プリンツレゲンテントルテ」

ロマンティック街道のあるバイエルン地方で親しまれているのが「プリンツレゲンテントルテ」です。バイエルン王国で「摂政王子」と呼ばれたルイトポルトを称えるために作られました。

プリンツレゲンテントルテの特徴は、 7層構造の生地をビターチョコレートでコーティング している点です。ルイトポルトがバイエルンを7つの区に分けたことから7層という数になりました。ビスケット生地にマーマレードやアプリコットを混ぜたバタークリームを塗って積み重ねられたこのケーキは、生地のサクサク感とクリームのしっとり感が楽しめます。ほろ苦いチョコとバタークリームの甘さが調和し、味も格別です。

ドイツ・オーストリアの伝統菓子「アプフェルシュトゥルーデル」

オーストリアの伝統菓子ですが、ドイツのレストラン定番のデザートとして愛されているのが「アプフェルシュトゥルーデル」です。

アプフェルシュトゥルーデルは、 刻んだリンゴにシナモンや砂糖などを加えて煮込んでフィリングにし、極薄のパイ生地に似たシュトゥルーデル生地でくるくると巻いて焼いていきます。 しっとりとした食感で食べごたえがある点はどこで食べても同じですが、レストランによって仕上げが違っているのも特徴。粉砂糖が振りかけられたり、バニラアイスやカスタードソースが添えられたりと、ポピュラーながらもバリエーション豊かなスイーツです。

諸説ある発祥地の1つであるザルツヴェーデルの「バウムクーヘン」

ドイツといえば「バウムクーヘン」という方も多いでしょう。しかし、ドイツでバウムクーヘンは専門技術者でなければ作れないため、お祝いごとやクリスマスといった特別な時にしか食べられていません。

そんな バウムクーヘンの発祥の町と言われているのが、ハンブルクの南東に位置するザルツヴェーデル です。鉄道を利用して1時間半ほどでアクセスでき、日本よりもふわっとした優しい食感のバウムクーヘンがいただけます。工房ではオーブンを使わない直火で焼かれる製造工程が見学したり、町中のあちこちにあるコンディトライ(=お菓子屋)をめぐって食べ比べをしてみたりするのもおすすめです。レンガ造りや木組みの家が残る町並みもあり、日帰り観光にぴったりの町です。

カフェでの注文方法を解説

ショーケースでケーキを選んでチケットをもらう

“Hallo!”と挨拶してカフェに入店して 最初に向かうのは、ケーキのショーケースがあるカウンター です。おそらく持ち帰りか店内で食べるかを聞かれるので、ドイツ語で “Zum hier essen(ツム・ヒア・エッセン)” か、英語の “For here” で「ここで食べます」と伝えましょう。希望のケーキを伝えれば、ケーキの番号などが書かれたチケットを渡されます。

席について飲み物の注文時にチケットを渡す

チケットをもらったら、空いている席につきましょう。 高級店以外はスタッフに席を案内されることはないので、好きな場所を選んで構いません。

席についてチケットをテーブルに置き、やってきた 担当スタッフに飲み物を注文してチケットを回収してもらえば注文完了 です。ドイツではテーブルごとに担当スタッフが決まっているので、追加注文や会計の時に呼び出せるよう顔を覚えておくと良いでしょう。

テーブルでお会計をする

ドイツの飲食店では 基本的にテーブルで会計 を行います。担当者にお会計をお願いして、注文の明細と合計金額が記載されたレシートを持ってきてもらいましょう。 セルフサービス以外の場所では、10%程度のチップを加算して支払うのが一般的 です。

ただし、スタッフがなかなか来ないために会計に手間取ってしまう場合もあります。 時間に余裕がない時 は、注文した品がそろった時点でお会計をお願いして支払いを済ませておくと安心 です。

ドイツのスイーツで至福のひとときを過ごしてみよう

アプフェルシュトゥルーデル

観光名所やビールなどが注目されやすいドイツですが、スイーツも魅力的なものがたくさんあります。木組みの家を利用したクラシカルなカフェなら、雰囲気もバッチリでしょう。

観光の合間にカフェに立ち寄って、ぜひローカルスイーツを味わってみてください。

https://www.veltra.com/jp/europe/germany/?sid=1554

出典・参考


C.Wakisaka

余暇プランナー

1987年生まれの和歌山県在住のフリーライター、C.Wakisakaと申します。季節の風景・歴史・スイーツが好きで、カメラを持ってよくおでかけしています。関西を中心に一人旅や家族で日帰り旅行をするのが大抵ですが、時には夜行バスを使っての東京への弾丸日帰り旅行も。海外旅行はマカオ・パリ・南ドイツ周遊の経験があり、特にドラクエの雰囲気やメルヘンらしさを感じられるドイツを愛しています。「行ってみたい!」と思える情報を発信できればと思っています。

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