洗濯物や衣類用のハンガーはさまざまな種類が出ていますが、意外と「これは便利!」と自分にぴったりハマるものに出合いにくいのではないでしょうか。今日はそんな人にこそ使ってみてほしい、無印良品で販売されている2種類の便利なハンガーをご紹介します!
【便利ハンガーその1】携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー
まず紹介したいのは、旅行時にあると便利な「携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー」です。
家族旅行に出掛けたとき、夏なら水着を、冬ならスキーウェアなどを干すためのハンガーが欲しくなりますが、滞在先のホテル備え付けのものでは数が足りなかったことはありませんか?また、新幹線移動時など、型崩れが気になってフックに上着をひっかけるのを躊躇した経験はないでしょうか?
そんな人に使ってみてほしいのが、無印の「携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー」。
こちらが折り畳んだ状態で、長さは25cm、使用時の幅は約38cmです。
丈夫なアルミ製品にもかかわらず、重さはわずか40g。これならスーツケースだけではなく、普段使いのバッグに入れておいても邪魔になりません。
実際の使い心地をレビュー!
使用する時には2つのバーを横に広げるのではなく、片方のバーを回転させるようにして広げます。
左右のバーにはそれぞれ写真のようなヘコミが設けられているので、洋服がズリ落ちるのを防ぎ、肩ひもタイプのワンピースや水着などをかけるのにも便利です。
写真は、息子のサッカーユニフォームをかけた状態です。薄手でズリ落ちしやすいタイプの衣類ですが、安定してかけることができました。
反対に、かなり厚手のダウンをかけでも、全く問題なく使用できました。
ちょっと気になったポイントは……
ちょっと気になったのが、フックの部分が回らない点です。そのためある程度、掛けられる場所が限定されてしまいます。シンプルなデザインかつコンパクトに収納できるハンガーゆえ、機能が限定されるのは仕方のないことかもしれませんね。
また携帯用で幅が狭めなので、写真のように薄手のユニフォームなどを長時間かけたままにすると、肩口が伸びてしまうかもしれません。長時間衣類をかける場合は、伸びにくい素材かどうかを確認した上で使用することをおすすめします。
携帯用だからと普段はしまいこむのではなく、子どもの園服かけに使用したり、予備のハンガーとして活用したりすれば、日常生活の中でも使える場面は多そうです。
【商品情報】
商品名:携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー
サイズ:幅約38cm(使用時)
価格:590円(税込)
【便利ハンガーその2】アルミ直線ハンガー
2つ目に紹介するのは、ありそうでなかったアルミ製の直線ハンガーです。
洗濯物を干す時に、靴下などの小物を干す場所が足りなくて困ったり、折りたたみ式のピンチハンガーだと場所をとるため不便を感じたりしたことはありませんか?そんな時にあると便利なのが、こちらの直線ハンガーです。
ハンガーの幅は約35cm、ピンチが6つ付いており、フックの部分は360度回転します。場所を選ばずひっかけることができるのは嬉しいポイントです。
ピンチの間隔を動かすことはできませんが、写真のようにバーとピンチの接続はとてもしっかりしており、予期せずピンチの位置がずれることもなさそうです。
室内干しで威力を発揮!
直線ハンガーが威力を発揮するのは、何といっても室内干しです。息子が着用するサッカーや野球のソックスは厚手なので、他の洗濯物が乾いているのにそれだけがまだ生乾き、ということがよくあります。
しかたなく靴下のためだけに折りたたみ式のピンチ付きハンガーを使って室内干しにすると、大きいのでとにかく邪魔…。でも直線ハンガーなら、幅をとらないので全く気になりません。
写真は、浴室前のバスタオルハンガーに掛けた状態ですが、ドアノブなどにもひっかけられます。今の時期なら、家族のマスクを洗って干すのにも活躍しそうです。
ちょっと気になったポイントは……
最初はピンチの間隔が動かせないのが不便かな?と思いましたが、動かないからこそ洗濯物が風に吹かれても重なり合わないことに気づきました。
6個というピンチの数も適度ですが、4人家族の靴下を1組ずつ干すと8ピンチ必要になるので、8個バージョンなど、ピンチの数が多いタイプがあるとより便利そうです。
携帯用や簡易タイプのハンガーなどは壊れやすいというイメージがありますが、今回紹介した2つのハンガーはアルミ製でサビにも強く、丈夫な作りになっています。さすが無印の安心のクオリティー!と良さを改めて感じる商品でした。
【商品情報】
商品名:アルミ直線ハンガー
サイズ:幅約35cm、6ピンチ
価格:各490円
※各商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。