旅行の必需品といえばタオルですが結局使わなかったり、持っていくときにそれなりに場所をとったりもしますよね。滞在先にタオルがあるとわかっていても、とりあえず何枚かは持っていきますが、ちょっとかさばるのが悩みの種。今回ダイソーで見つけたのは、そんな不便さを解消してくれそうな商品「コンパクトタオル」です。
サイズは3種類!個包装で枚数も充実!
ダイソーから販売されている「コンパクトタオル」。タブレットや小さな石けんのような見た目のパッケージからは、まさかタオルになるなんて想像もつきませんよね。
「2019年度グッドデザイン賞」を受賞しているこのタオルは100円(税抜)という低価格にもかかわらず、個包装で枚数やサイズも充実。災害時などの備えとして役に立つという観点から受賞したそう。
確かにこの価格でコンパクトタオルがいくつも手に入るなら嬉しいですよね!
見つけた瞬間に「試してみたい!」と思い、即購入しました。
サイズは、スモール(20枚)・レギュラー(8枚)・ラージ(6枚)の3種類。
外側のパッケージも含めると、サイズ感はスモールとレギュラーが飴と同じくらいです。
一番大きいサイズのラージもお財布にスッと入ります。
しかも厚みもないので、楽々持ち歩きできる!これは期待大です。
実際に試してみました!
ダイソーのコンパクトタオルを使うには、水につけて戻す必要があります。そこで、水の量、時間に注目して使用できる状態に戻してみました。
結論からいうと、わずかな水の量でタオルに戻すことができましたが、実際どのくらい必要だったのか解説します。
今回は外出先でも使えそうなペットボトルキャップを計量に使用。
ペットボトルキャップの形状によって多少異なりますが、上のような一番上のラインまで入れると、約5ml(≒小さじ1)入れることができます。
まずはスモールから。
前述したようにペットボトルキャップの一番上のラインまで水を入れ、タオルに垂らしてみます。
すると……
時間を数える暇がないくらい、かけた瞬間、一気に膨らみました!タオルのようにぐるぐる巻かれていますね。
巻かれた端っこから広げていきます。
見事に広がりました!
よくあるロールタイプのキッチンペーパーと比較してみました。横が少し長いくらいで、同じようなサイズ感です。
続いて、レギュラー。
ラージも試してみます。
レギュラーはペットボトルキャップ2杯、ラージは3杯かけて広がり、それぞれパッケージに記載されているサイズより少し大きめになりました。また3種類のサイズそれぞれにかけるペットボトルキャップの水の量は以下の通りです。
・スモール…1杯(小さじ1)
・レギュラー…2杯(小さじ2)
・ラージ…3杯(小さじ3)
本当にわずかな水の量で使えるようになるんですね!
コンパクトタオルは3種類ともパルプ100%でつくられています。
スモールの生地は普段使っているような綿のタオル地ではなく、質感がフローリング掃除用ウェットシートのようでした。
レギュラーとラージはスモールよりは厚みがあり、しっかりめの生地でした。
スモールの生地を引っ張ると少し伸びます。
それぞれ引っ張ってみましたがどのタイプも余程強く引っ張らない限り、破けることもなく丈夫な仕上がりでした。
試してみてわかったおすすめ利用シーン
この商品の魅力はやっぱりなんといっても、コンパクトであること!タオルってお手拭きや体の汗を拭いたりなど、さまざまな場面で使いたくなりますよね。でも持ち運ぶと結構かさばる……。
そんなときにバッグやお財布に忍ばせておけば、水をかけるだけですぐに使えます。
実際に使ってみて、次のようなシーンで特に活躍しそうだと思いました。
防災グッズとして利用
防災グッズとして常備しておけば、食品と違って期限もないのでいつでも使えます。タオルを使うときに戻す水の量もほんの少しなので、いざというときにきっと役立ちますよ!
旅行時
旅行の荷物はとにかく軽い方がいいですよね。コンパクトタオルなら、お財布などに入れて持ち運べるので、使いたいときにサッと取り出せます。
特に海外旅行などトランジットで空港泊になるときは、顔などを拭いて、終わったら捨てられます。使い捨てができて衛生的にもいいし、洗濯なども考えなくていいのは魅力的ですよね。
子供との外食時
小さい子どもが外出中にジュースや食べものをこぼしてしまった……というときにも活躍します。ファミリーレストランなどの店内であれば、スタッフさんに声をかけてお手拭きをもってきてもらうこともできます。
でもほんの少し汚してしまった、少しだけ手を拭きたいという時、また、公園でランチをしているときなどにコンパクトタオルがあったら便利ですね。
突発的な雨対策に
最近は天気も変わりやすく、突然の雨に見舞われることもありますよね。この前は早朝に自宅の庭に出ていたら土砂降りになりました。このときはすぐに家へ入れましたが、外出先であれば大きめのコンパクトタオルがあると便利だなと思いました。
ここがちょっと気になる!
コンパクトタオルに水を含ませて実際に広げてみると、「なんかちょっと小さい?」と感じました。
- スモール(緑)…16 × 26cm
- レギュラー(赤)…21 × 26cm
- ラージ(紫)…23 × 35cm
一般的なタオルのサイズは
・バスタオル…60×120cm~
・フェイスタオル…33×75cm~
・タオルハンカチ…20×20cm~
なので、レギュラーがだいたいタオルハンカチくらい、それよりもう一回り大きいのがラージと考えていただければイメージがつきやすいと思います。
また水で戻したコンパクトタオルからは、なんとなく少し薬品のような独特な臭いがしました。しかし顔に当てられない、嫌な感じの臭いではなく、少し気になる程度。あくまで非常時のタオルと考えれば、コスト面なども含めて重宝するアイテムです。
乾いている状態で使いたい時の裏技
コンパクトタオルは水を含ませてタオルにするという性質状、水を多く含ませると「雨で濡れた体をちょっと拭きたい!」というときなどは少し不向きな場合もあります。
そこでラージタオルを使って、できるだけ乾いた状態で使えないか試してみました。
1回目に試したときはペットボトルキャップ3杯だったため、表と裏にそれぞれ1杯ずつ、計2杯かけてみます。
1回目のウェットシートのようなものよりは多少ドライになりましたが、まだ「ドライタオル」として使うにはちょっと……
というわけで、今度はペットボトルキャップ1杯の水を、表面全体にまんべんなくかけてみました。
広げてみると部分的に乾いているところもあります。
これまでのラージと比較すると、写真右にいくほどしわが多く、ほとんど乾いている状態で戻せました!ラージサイズでドライタオルを使いたいというときは、ペットボトルキャップ1杯(小さじ1)をかけてみてくださいね。
防災用や旅行用にはもちろん、普段使いにも!
今回はダイソーのコンパクトタオルをご紹介しました。とってもコンパクトで場所をとらず、使用期限などもないため、バッグやお財布などに入れておけばいざというときに役に立ちますよ!気になる方は、ダイソーの店頭へ足を運んでみてくださいね。
<商品情報>
・商品名:コンパクトタオル
・販売元:ダイソー
・サイズ:スモール(16 × 26cm)/レギュラー(21 × 26cm)/ラージ(23 × 35cm)
・材質:パルプ100%
・価格:100円(税抜)
※商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。
※今回検証した水の量はおおよその目安です。温度・湿度の環境等により、異なる場合があります。