酸素系漂白剤「オキシクリーン」は、SNSでも大人気のアイテムです。家中使える日本製オキシクリーンを使って、お掃除のプロがリビングの掃除方法を紹介します。
北海道札幌市で家事代行サービスを営むyurikaです。オキシクリーンと聞くと、お風呂場や台所のシンク内で漬け置きをする"オキシ漬け"、または洗濯槽をお掃除するようなイメージがありませんか。 実はオキシクリーンでリビングもお掃除が出来るのです。 今回は誰にでもできる、オキシクリーンを使った簡単リビングお掃除を紹介します。
オキシクリーンとは
以前、「オキシクリーンでキッチン丸ごとお掃除! 頑固なコゲもきれいに」の記事でオキシクリーンを紹介させていただきました。初めてオキシクリーンを手に取る方のために、改めてオキシクリーンについて説明します。
オキシクリーンとは、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)と炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)で作られている酸素系漂白剤です。
お湯またはぬるま湯に溶かすと、酸素の泡が発生する特徴が。こびりついた汚れを落とします。オキシクリーンには、日本製とアメリカ製の2種類があります。アメリカ製には、界面活性剤と香料が入っていますが、日本製のオキシクリーンは、アメリカ製と違って界面活性化が入っておらず、環境に優しいもの。排水がもたらす環境への影響が少なく、より安心して使用できます。
掃除できる場所
漂白と洗浄のダブルパワーがひとつになったオキシクリーン。これで家中すっきりキレイにできます。例えば、電気カバーやゴミ箱、カーテンレール、窓など。今回は"オキシ液"を作って、壁と床を簡単お掃除します。
オキシ液の作り方
オキシ液の作り方はとても簡単です。バケツに40~60度°のお湯4リットルを入れて、オキシクリーンを付属の500gのふたキャップ1杯分を加えよく混ぜて溶かすだけ。オキシ液の中に雑巾を入れてかたく絞ったら(熱いのでご注意ください!)、あとは気になるところを拭き掃除します。電気カバーやゴミ箱、カーテンレールの上などを拭きましょう。
作ったオキシ液で、リビングのフローリングを拭いてみました。掃除する際には手荒れを防ぐ為に、必ずゴム手袋を必ず着用してくださいね。
きれいにしているつもりのフローリング。拭いてみるとこんなに汚れていました! 頑固な汚れには"オキシパック"で対処しましょう!
オキシパック
オキシパックとは、キッチンペーパーに先ほどの溶かしたオキシ液を浸して床や壁に貼り付て時間を置く掃除方法です。20~30分ほど、オキシパックの上にラップをかけてそのままにしておくだけ。今回はオキシパックで、手あかなどがついた壁をきれいにしてみました。
まずはBefore写真を。白い壁に、子どもたちの手あかなどの汚れが付いて目立ってしまっています。
こちらがAfter写真。オキシパックをして20分ほど放置した後に撮りました。目立っていた汚れがさっぱりきれいになっていますね。
消臭効果があるので、家中のゴミ箱をオキシ液でお掃除するとゴミ箱のべたつきやいやなにおいもなくなります。オキシ液で掃除した後は、仕上げにしっかりと水拭きしてくださいね。オキシクリーンひとつあれば家中どこでもピカピカ。お掃除の達人をめざしましょう。