健康志向が高まる中、ゆるやかな糖質制限へ注目が集まっています。そんな中2018年11月に「イオン」はカリフラワーやブロッコリーをお米サイズに刻んだ、"お米のかわりに食べる"シリーズを発売。発売直後からかなりの売れ行きで一時は品薄となった本商品を、編集部でも実食してみました!
「お米のかわりに食べる」シリーズとは?
「お米のかわりに食べるカリフラワー」と「お米のかわりに食べるブロッコリー」は、イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」商品。その名の通りカリフラワーやブロッコリーを刻んで作られています。
満足感のある食事と、食物繊維の摂取や糖質制限を両立でき、近年の健康ブームにぴったりと発売直後からかなりの人気。冷凍食品なので保存がきき、必要なだけ解凍して使えるのも使い勝手がよく嬉しいポイントです。
発売前のモニター調査結果では「味が淡白なのでいろいろな料理にアレンジができそう」「糖質が少ないのに食べ応えがあり満足感がある」と好評だったそう。また、子育て中のパパ・ママからは「離乳食の材料としても便利で使いやすい」といった声もあるといいます。
開発背景と商品のこだわり
世の中は空前の健康ブーム。そんな中「糖質制限食事法」が注目を集めており、欧米では米や小麦の代替商品が次々と発売されていることに、イオンの開発部門は着目しました。
「日本でも健康需要の伸びに加え、『低糖質』を心がける食事法が定着してきています。消費量の多い白米の代替品として販売をすることで、お客さまに気軽に、かつ簡単に糖質制限の食生活にチャレンジしてもらえると考え、開発・発売をしました」(イオンリテール株式会社 広報担当)。
ちなみに、開発時に特にこだわったのは食感だそう。違和感がないよう、細かくカットしながらも大きさにブレが出ないよう工夫しているといいます。
発売後の反応
本商品は発売するや否や大好評。当初の販売想定を上回る勢いで売れ、発売後2週間後ほどから、都市部の店舗を中心に売り切れて品薄状態となったこともあるそうです。
なお、現在は供給体制が整っているのでお近くの「イオン」「イオンスタイル」「ダイエー」などイオングループの店舗で購入可能となっています。ご安心くださいね。
本当に違和感ない? 編集部が実食!
取材を進める中で、「見た目はほぼお米」とは言っても、食べてみると違和感があるのでは……と思ってしまった編集部スタッフ。確かめるべく、自宅で使用してみることにしました。
今回はイオンの公式WEBサイトでおすすめされていた、「お米のかわりに食べる」シリーズを使ったレシピの中から、「五目炒飯」に挑戦しました。
通常の1/3の量を「お米のかわりに食べるカリフラワー」に置き換えて作ります。作り方は簡単。冷凍炒飯を電子レンジで解凍して、同じく電子レンジ解凍した「お米のかわりに食べるカリフラワー」と混ぜるだけです。
できあがりが、こちら。見た目は全く違和感ありません。
食べてみると……。
「え? 本当に置き換えてる?? 」と、作った本人でさえ疑うほど。もともとカリフラワーはクセが少なめなので、料理に混ざっても違和感ゼロです。
電子レンジで解凍した時は「少しカリフラワーのにおいがするかな? 」と心配したのですが、混ぜてみると全く感じない。食事の量を減らしたわけではないので、満足感もありこれはスゴイ……。
しっかり食べながらもゆるやかに身体を気遣う食事ができるのは、食べるのが大好きな編集部スタッフにとって嬉しい限り。使用する際の手間もないので、冷凍ごはんをストックしておく代わりにこちらを冷凍庫にストックしておくと、かなり重宝しそうだと思いました。
ちなみに、本商品を同量のご飯と置き換えることで、カロリーカットの他、 糖質量も1/25に抑えられるのだとか。
「健康に気遣いたいけど、専用の食事を作るのは手間だし食事量を減らすのも嫌だな」と思う人にこそ使用してみてほしい本商品。手軽に糖質を少し控えた料理にチャレンジできるので、近くのイオングループ店舗で発見したらぜひ一度購入してみては?
価格は「お米のかわりに食べるカリフラワー」「お米のかわりに食べるブロッコリー」ともに248円(税抜)です。