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食器類を洗った後のキッチンスポンジ。使った後はどのように保管していますか。食器用洗剤で泡立ててみたり、きっちり洗ってから置いたりと、保管の仕方はそれぞれ異なるかもしれませんね。スポンジたわしを扱うスリーエム ジャパン株式会社に、キッチンスポンジの保管方法について伺いました。
同社ホームケア&CHIM技術部で、"スポンジ博士"として活躍する原井敬さんに話を聞いてみました。原井さんは、これまでにキッチンスポンジ6000個以上の使い心地を試したというスポンジのスペシャリストです。
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保管方法
天日干しで完全乾燥?
「天日干しは光によって、スポンジの変色や劣化を促進する可能性があります。風通しの良いところに保管していただくことをおすすめしています」。
洗剤を付けたまま?
「洗剤をつけたままだと、スポンジが劣化する原因になる可能性があるので、弊社としてはおすすめしていません」。
泡をきれいに洗い流す?
「泡はもちろんのこと、スポンジに残った汚れまでしっかりと洗い流し、水を切ってから保管していただくことをおすすめします」。
衛生面でも保管方法は大事なこと。スポンジに汚れが残ったままだと、嫌なにおいの原因にもなり、雑菌が増殖しやすくなります。
また、キッチンスポンジの劣化につながらないよう、煮沸や塩素消毒をしない、強くねじったりしない、といった点を注意しましょう。原井さんは「スポンジを小さく切ったり、切れ目をいれるのも断面から劣化する可能性があります」と教えてくれました。
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いかがでしたか。泡が残った状態だとキッチンスポンジの劣化を早めてしまう恐れがあります。スポンジ博士がおすすめする保管は"泡や汚れをきれいに洗い流して、水を切って風通しの良いところに置く"方法でした。衛生面が気になるキッチンスポンジたからこそ、適切に保管して快適に使いたいものですね。