
豊富な品ぞろえと他店に負けないディスカウント力が強みの「ドン・キホーテ」。レジの横などで「焼き芋」を販売していることはご存知でしょうか。しかも、秋冬シーズンだけでなく、春や夏も販売されていることに驚きます。「そもそもなぜ焼き芋? 」「春夏も売れるの??」など、気になる疑問を聞いてみました。
ドン・キホーテで焼き芋……!?
ドン・キホーテの広い店内では、スーパーマーケットやホームセンターも顔負けの、幅広いジャンルの商品が購入可能です。一部店舗で販売されている焼き芋は、入り口付近などかなり目立つ場所に並んでいます。コンビニエンスストアでレジ横にある饅頭などを"ついで買い"してしまう……というのはよくある話ですが、レジ横の焼き芋はなかなか見かけませんよね。

焼き芋販売の背景
ドン・キホーテで焼き芋が販売され始めたのは2009年頃。ドン・キホーテの広報に問い合わせると、販売のきっかけは「焼きたてホクホクの焼き芋が店頭で好きな時に買えると嬉しい」という要望がお客さまからあったことなのだそう。当時、他のスーパーなどでも焼き芋の販売が開始されるなど、世の中的に焼き芋ブームだったことも販売を決めた理由の一つなのだとか。

販売開始当初は秋から冬の時期の展開が中心でしたが、売れ行きが好調なため秋冬以外の時期も販売する店舗が出てきたそう。現在では1年を通して焼き芋を販売している店舗もあり、その人気は継続しているといいます。
確かに、意識して探してみると、焼き芋を売っているスーパーマーケットは意外と見つからないもの。売っていたとしても、季節限定であることが多いです。なかなか発見できない分、見つけると「買っておかなければ……! 」という気持ちになるというのはわかりますね。
本当に売れているの?
気になる売り上げ本数はというと、非公開とのこと。こっそりその数を教えてもらった編集スタッフは想像以上の売れ行きに驚きました。詳しくお伝えできないのが残念ですが、全店舗で年間かなりの数が売れているようです。
レジ横や店頭の、つい手にとってしまう場所で展開しているという理由に加え、甘いにおいにつられてつい買ってしまうという人も多いといいます。焼きあげには専用の機械を使用するなど、味にこだわっている点も人気の理由です。
さらに、焼き芋の人気は国内にとどまらず、ドン・キホーテがシンガポールに展開している「DON DON DONKI」でも、とても好評なのだとか。焼き芋人気は海を越えるようです。
都内の販売店

焼き芋は全店で販売されているわけではないので、購入を希望される場合は事前に店舗へ問い合わせるのがおすすめです。東京都内だと、主に以下の店舗で販売されています。
年間を通して焼き芋を販売している、都内の主な店舗
- ドン・キホーテ新宿店
- ドン・キホーテ吉祥寺店
- ドン・キホーテ浅草店
- プラチナドン・キホーテ白金台店
- MEGAドン・キホーテ立川店
- MEGAドン・キホーテ渋谷本店
- MEGAドン・キホーテ大森山王店 など
なお焼き上がり時間は店舗により異なります。こちらについても詳しくは店頭スタッフ、または各店舗までお問い合わせください。
焼き芋とタピオカが楽しめる「tapi-mo(タピモ)」も登場
最近は焼き芋だけにとどまらず、タピオカスイーツを提供する店舗も登場。東京にある「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」などで出あえます。

加えて、東京都新宿区の「新大久保」「大久保」駅近くにあるドン・キホーテ新大久保駅前店には、2018年9月より焼き芋やタピオカを使ったスイーツが楽しめるコーナー「tapi-mo(タピモ) 新大久保駅前店」がオープン。券売機で食券を購入し注文、商品は持ち帰るスタイルでの提供です。街を散策しながら楽しめるスイーツとして人気の焼き芋やタピオカドリンクはもちろん、タピオカと焼き芋をトッピングしたドンキオリジナルパフェ「tapi-fe(タピフェ)」や、ホクホクの焼き芋とバニラアイスを組み合わせた「まるごと焼き芋アイス」が楽しめます。

店舗の前を通ると、誘うように香る焼き芋の良いにおい。お客のハートを上手につかむドン・キホーテ、さすがです!