株式会社三越伊勢丹ホールディングスは10月6日から「伊勢丹クリスマス特設サイト」を公開しました。クリスマスケーキの予約は10月13日から「伊勢丹新宿店」およびWEBサイト上でスタートします。
※掲載している商品価格はすべて税込です。
伊勢丹が掲げる今年のクリスマスのテーマは「エネルジ・ド・ノスタルジ~前に進む力~」。「ノスタルジ」とはフランス語で「郷愁」を意味し、過ぎ去った時代を懐かしむ心のことです。各パティシエが、子ども時代の記憶や忘れられない味などをもとにケーキを考案しました。心の支えや力になっている思い出がそれぞれのスイーツに込められています。
人気パティシエのクリスマスケーキ
ラインナップはすべてデジタルカタログで見ることができ、ケーキに込められた思いやストーリーも読みごたえたっぷり。予約開始まであと1週間、じっくり吟味するのにぴったりですね。数多くの中から、ほんの一部だけ紹介します。
アディクト オ シュクル フェエリー
憧れのシェフへの気持ちを、オーソドックスなフランス菓子への憧れと重ね合わせて表現したという、「アディクト オ シュクル」の「フェエリー」。バラとフランボワーズが上品に香るバターケーキです。中のアーモンド生地は、ラズベリーの蒸留酒を加えたシロップをたっぷりと染み込ませたしっとり感が特徴です。
ハイアット リージェンシー 東京 フォレノワール ノエル
「ハイアット リージェンシー 東京」の「フォレノワール ノエル」はチョコレートとチェリーを使ったクラシックなフランス菓子の味わいです。考案した佐藤 浩一シェフによると、パリでの修業時代の師匠の、クラシックをベースに最新のデザインと味を追求する姿勢がこのケーキで表現されているそう。特徴的なリンゴのフォルムの中に、フランスの昔ながらのおいしさが詰まっています。
モンサンクレール セラヴィ マトラッセ
「モンサンクレール」の「セラヴィ マトラッセ」はミルキーなホワイトチョコムースの中にフランボワーズの酸味を感じる1品です。辻口 博啓シェフが自らの人生の大勝負をかけ大賞を取った、コンクール出品作品がこの「セラヴィ(=日本語で"人生")」。クリスマスケーキは、通常のセラヴィからフォルムを変え、貴婦人が持つハンドバッグにようなマトラッセ(キルティング)調にデザインされています。
断面図も要チェック
毎年好評のクリスマスケーキの断面図も公開。今年は「食べられるもの」はすべて詳細を記載することで、1つ1つのパーツが食べられるか食べられないかを明らかにする工夫を凝らしました。一見食べられそうに見えない飾りが食べられるなど、意外な発見があるかもしれません。
13日に予約スタート!
クリスマスケーキは予約必須。今年は10月13日に予約開始となります。予約方法は下記の2通りです。
店頭で
10月13日(土) ~10月21日(日) の9日間の、各日午前10時30分~午後8時が予約期間です。場所は伊勢丹新宿店本館地下1階のクリスマスケーキ特設カウンター。初日は混雑が予想されるため、同地下1階の「ジャン=ポール・エヴァン」側入り口に並ぶスペースが設けられます。なお、今年は電話予約は不可とのことです。
WEBで
WEBでの予約は10月13日(土) 10時30分~12月11日(火)午後8時までとなります。
シュトーレンはラッピングも個性豊か
クリスマスが近づくと、製菓店やベーカリーに並ぶ、ドイツの伝統菓子「シュトーレン」。スライスして毎日1切れずつ食べながら、クリスマスまでのカウントダウンを楽しむというドイツの風習が、日本にも浸透しつつありますね。日持ちすることから、手土産や早めのクリスマスギフトにもおすすめ。伊勢丹で販売されるシュトーレンはラッピングも個性派ぞろいです。
流行のきざしあり⁉「ベラベッカ」
世界にはクリスマスの頃に楽しむシュトーレンのような伝統菓子がまだまだたくさんあり、そのひとつが「ベラベッカ」です。アルザス地方で「洋梨のパン」という意味のこちら、10種類ほどのドライフルーツやナッツ、キルシュを使って焼き上げられたスイーツです。
今年の伊勢丹オンラインサイトでは、6種のベラベッカを販売しています。上記の写真は上から時計回りに「パティスリー ジュン ウジタ」「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」「ドゥブルベ・ボレロ」「パティスリー ロタンティック」「パティスリー ビガロー」「アヴランシュ ゲネー」のベラベッカ。
見ているだけでも幸せな気持ちになる、美しくおいしそうなスイーツたち。クリスマスが待ち遠しくなりますね。