コストコと言えば、大容量の商品。他のスーパーではなかなか見かけないようなサイズ感の商品が多く、ワクワクしますよね。でも、無計画に買ってしまうと、帰宅後に冷蔵庫に入りきらない…という事態になりかねません。
コストコマニアの筆者も、最初は数々の失敗をしてきました。経験を重ね、今では4人家族(夫婦2人、6歳2歳の子ども)ですが、ほぼ家族だけでコストコ商品を使い切っています。今回は、コストコの大容量商品を上手く使い切るためのポイントをお伝えします。
買い物前の心がけ
コストコでの買い物を有意義なものにするには、事前準備が大切です。
事前準備(1)自宅在庫の把握
食材のストック把握はもちろんですが、一番のポイントは「冷凍庫」。コストコには冷凍の商品も多く、たくさん買ったものの冷凍庫に入りきらない! となってしまってはいけません。買い物に行く数日前から意識して冷凍食材を使い切っていき、十分なスペースを確保しておくとよいでしょう。ちなみに、コストコでアイスクリームを買うと、我が家の冷凍庫は1/4のスペースが埋まってしまいます(笑)。
事前準備(2)買いたい商品をピックアップ
コストコの倉庫店内はとっても広く、アイテム数も豊富。買いたい商品の目星をつけて行かないとあちこち歩きまわって疲れてしまいかねません。コストコに行く際は、買いたい商品をメモしておくとよいでしょう。またその際、賞味期限の短い食品の場合は大容量の商品を使い切れるかどうかをイメージするのはとても大切。買い物の後に外食や旅行の予定がある場合は注意しましょう。
筆者の場合は、魚、肉、デリカ商品、スイーツ、パンなど、賞味期限が短い商品の購入は当日に食べきる分を除き、合計2~3品を目安に絞っています。冷蔵庫・冷凍庫の空き状況にもよりますが、これらの商品は買い過ぎると確実に保存場所に困り、無駄にしがちな商品なので注意が必要です。また、せっかく買ったのに使い切れなかった…なんて事態を防ぐためにも、アイテム数を絞って購入しましょう。ちなみに、筆者は気になるアイテムが多くて商品数が絞り切れない場合、「特売になっている商品」を優先的に購入するようにしています。コストコのメルマガに登録しておくと、最新割引情報が届くので活用してみてください。
筆者は賞味期限の短い食品は2~3品に絞っての購入をおすすめしていますが、コストコへ行く前に気合を入れて冷蔵庫・冷凍庫をほぼ空にしてしまえばもちろんもっとたくさん買うことができます。自宅の冷蔵庫のサイズと在庫具合に応じて買う商品数を調整するよう心がけましょう。
商品保存のコツ
商品を購入後、できるだけ早くすべきことは「数日で食べる分と、保存分を分ける作業」です。この選別作業をしておくことで、よりおいしい状態で保存ができ、食材が無駄なく使えます。
保存分は、小分けにして冷凍庫へ。野菜や肉などの場合はカットして1回の使用量ごとに分けておくと、毎日の料理の際に手間が省けて本当に便利です。肉の場合は、味付けして冷凍しておけば、使いたい時にサッと焼くだけでメイン料理に。また魚は、焼いてから小分けにしておくと、お弁当の一品となり、忙しい朝にも大活躍です。ちょっとした手間で、日々の料理がとても楽になりますよ。
冷凍時のポイントは「食材をできるだけ空気に触れさせないこと」。空気を抜いてラップで包み、ジッパー付袋に入れての保管がおすすめです。
使い切り術
ここまで解説してきた内容で買い物を進めれば、食材を余らせてしまう事態にはあまりなりません。それでもやはり食材が家族で食べきれないほど余ってしまいそうなら、こんな方法はいかがでしょうか。
使い切り術(1)ホームパーティーを開く
食べ切るには人数が必要! ということで思い切ってホームパーティーを開いてみては? コストコ商品は、おいしくてお買得。しかも、ビックサイズで豪華に見え、食卓の雰囲気が盛り上がります。器に盛り付けて取り分けのカトラリーを添えれば、ビュッフェ形式のお手軽ホームパーティーメニューとして活用できます。
使い切り術(2)おすそわけ
筆者の場合は、普段お世話になっているご近所の方やママ友に、ちょっとしたお礼として、小分けでおすそわけすることも。普段なかなかコストコに行けない方も多いので、とても喜ばれますよ。
大容量のコストコ商品も、買い方や保存の仕方、活用の仕方を工夫すれば、無駄なく使いきることができます。紹介した活用術で、コストコ商品を無駄なく楽しく使い切りましょう。