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お金の心配なく安心して暮らすためにも、余分な出費は控えたいですね。ただ、出費の管理をしようにも、何から始めたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)として活躍される「前佛朋子」さんに、生活費を節約したい方のための節約効果の出やすい方法を5つ教えていただきました。
(1) 安い食材探しだけではない食費の節約
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チラシを活用して底値を調べるのは節約の基本ですが、食費の節約方法はこれだけではありません。おすすめなのは「食品の使い切り」です。皆さんは冷蔵庫や冷凍庫に食品を入れたまま、使い切れずに捨ててしまったという経験はありませんか。せっかく買った食品を捨てるのは、お金を捨てるのと同じこと。買った食材は最後まで使い切りましょう。
とは言え、分かっていてもなかなか実行できないことも多いもの。そんな時は、例えば週1日を在庫処理DAYと決め、冷蔵庫にあるものだけで食事の用意をしてはいかがでしょうか。こうして月に何度か買い物に行かない日を作るのも、効果的な節約方法です。
(2) ガス・電気の自由化を活用しよう
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今ではガスと電気が自由化されて、お得な会社と自由に契約できるようになりました。一般的な家庭の場合で、電力会社に年間12万8,610円、ガス会社に年間11万9,410円支払っていた場合、電気とガスをセット割にすると年間1万730円も節約できるという試算になります(※)。この他、インターネット接続料や携帯電話代、ガソリン代などとセットになった料金プランも要チェックです。電気とガス以外にセットにする項目はご家庭の状況によっても異なるので、ご家庭で一番お得なるものとセットにするのがおすすめです。
(3) 日頃の使い方にあわせて安くできる通信費
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携帯電話会社の大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)は2017年に料金プランを改定して、月額利用料が安くなりました。auユーザーの筆者はこれまで月額利用料を6,000円近く支払ってきましたが、新料金プランに見直すことで月額利用料が4,000円を切るようになり助かっています。どの会社も携帯電話の使い方にあわせたお得な料金プランがあります。通信費が気になる方は、携帯ショップで料金プランの見直しをお願いしてみましょう。
(4) おまかせで加入した生命保険は見直したい
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生命保険は、保険会社のスタッフにおまかせで加入した方もいるのないでしょうか。いざというときの生活費や子どもの教育費などのために、という考えで入っている方も多いでしょうが、実はすべてのリスクを生命保険でカバーする必要はありません。なぜならたとえ不幸が起こったとしても、公的年金(遺族基礎年金、遺族厚生年金)や会社からの死亡退職金があるからです。また、住宅ローンを返済中で団体信用生命保険に加入している場合、住宅ローンの支払いはなくなります。生命保険はご家庭の状況にぴったりな保障に変更することで、保険料を安くできるかもしれませんよ。
(5) ガソリン代節約につながるクレジットカード
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多くの人が利用する車。ガソリン代が結構痛手ですよね。ガソリン代を節約するには、石油会社発行のクレジットカードを利用するのがおすすめ。ガソリンの出費を抑えることができます。たとえばENEOSの場合「ENEOSカードS」を利用すれば、ガソリン1リットルあたり2円割引に、出光では「出光カードまいどプラス」を利用すると1リットルあたり2円割引になります。いつも利用するガソリンスタンドにあわせてカードを作るといいですね。
ご家庭によっては住宅ローンやお子さんの習い事など、この他にも見直しできる部分があるかもしれません。お金の専門家ファイナンシャルプランナーに相談して、ご自分では気づかない見直しポイントをみつけてもらうのも1つの方法です。
※ガス・電気代の試算
出典: 東京ガス「東京ガスの電気が“いろんな人におトクな電気”になりました/ファミリーセレクト」より