スターバックス コーヒー ジャパンが販売している「JIMOTO made series」をご存知ですか。日本各地の伝統工芸やその職人の技術を取り入れて商品化し、その土地の店舗のみで限定販売し、地域とのつながりをより強く、深くする目的で行われているプロジェクトで2015年12月より続けられています。
豪華な九谷焼マグ
同シリーズの中で、特に豪華なデザインなのが「スタッキングマグ Kutani」。加賀百万石文化の華麗な美意識に影響を受けた九谷焼は360年余りの歴史を持ち、そんな九谷焼をマグカップにしたのがこちらの商品です。4アイテム展開する中で、「スタッキングマグ Kutani 永楽風 237ml」は下塗りした赤色に金の彩色をした豪華絢爛な色づかいで目を引きます。価格は4,500円。重ねて収納できるスタッキングマグで、伝統的なデザインと使い勝手の良さを兼ね備えた商品となっています。
販売店舗は、「香林坊東急スクエア店」「フェアモール松任店」「金沢フォーラス店」「金沢野々市店」「金沢大桑店」「金沢フォーラス6Fクーゴ店」「武蔵が辻めいてつエムザ店」「金沢鞍月店」「イオンモール新小松」。
スターバックス初の木製マグ!
スターバックスにとって初めての木製マグカップとして販売されているのは、「ウッドマグ漆ホワイト 207ml」「ウッドマグ漆ブラック 207ml」 の2商品。岐阜・高山の伝統工芸の漆塗りで仕上げ、木の風合いとあたたかな手触りが特長です。価格は各5,900円(税別)で、販売店舗は「高山岡本店」となります。
長崎・佐世保からはコーヒー碗
次に紹介するのはコーヒー碗。日本で初めてコーヒー碗を手掛けたといわれる三川内焼で、約400年前のコーヒー碗を再現したものが「コーヒー碗 Mikawachi177ml」(6,600円・税別)となります。ユニークな形状ながら、白磁にシンプルな青い染付で仕上げています。カップの中には錨、ソーサーには海に浮かぶクジラを描いています。販売店舗は「佐世保四ヶ町店」「させぼ五番街店」。
青森県・津軽地方限定の「津軽びいどろ」
JIMOTO madeシリーズの中で、特にこれからの時期におすすめなのが「津軽びいどろ」の4アイテム。津軽びいどろは、青森市で紀元前1世紀頃から受け継がれてきたといわれる「宙吹き」技法を用いて作られるガラス製品。
販売されているのは「津軽びいどろ TSUGARU266ml」「津軽びいどろ AOMORI266ml」「津軽びいどろ HIROSAKI266ml」「津軽びいどろ GOSHOGAWARA266ml」の4アイテム。TSUGARUは津軽半島全体を表し、津軽地方に降り積もる雪を白色で表現。AOMORIは青森市を表し、津軽湾の海や津軽の人々の奥ゆかしさの青をテーマにしました。HIROSAKIは弘前公園の桜のピンクをメインカラーに、GOSHOGAWARAは五所川原市の立ちねぶたに代表される赤と黒、津軽鉄道の黄色で表現しています。価格は各2,800円(税別)。それぞれガラスが持つ透明感と鮮やかな色彩が美しく印象的です。
販売店舗は、AOMORIが 「青森ラビナ店」「青森中央店」「青森西バイパス店」、TSUGARUは前述の3店舗に加え、「弘前公園前店」「弘前さくら野店」「青森ELM店」。HIROSAKIは「弘前公園前店」「弘前さくら野店」 、GOSHOGAWARAが「青森ELM店」 となります。
それぞれ、旅行のついでに探してみるのはいかがでしょうか。自分用はもちろんのこと、旅のお土産としてもおしゃれですね。