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【悩み解決】お酒好きドクター直伝!健康的にお酒を飲むためのポイントを解説します


【悩み解決】お酒好きドクター直伝!健康的にお酒を飲むためのポイントを解説します
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お酒好きならではの悩みといえば……やっぱり健康面

お酒好き特有の悩みといえば、「大好きなお酒を毎日飲んでるけど、最近お腹が出てきたかも」「健康診断で悪い数値がでないか心配」など、やはり健康面が多いと思います。

若い頃は特に意識しなかったものの、年齢を重ねるにつれて健康面を気遣うようになったという人も多いはず。しかし、「どれくらいのペースで飲むのが正しいのかわからない」「お酒の許容量ってどれくらいなのだろう」と、実際に気をつけるポイントってわからないものですよね。

お酒好きの悩みを解決!肝臓専門医のお酒好きドクターが疑問に答えます

今回、そんなお酒好き特有の悩みをお医者さんに直接ぶつけてみたいと思います!参加してくれるのは、肝臓専門医として数多くの著書も執筆される栗原先生と、nomooo読者代表として普段からお酒を嗜んでいる土本さん&野村さん。

栗原 毅 先生
栗原クリニック東京・日本橋院長。肝臓専門医として、2020年7月に「医者が教える体にいい酒の飲み方」(宝島社)でも多数のページを監修するなど、お酒と健康について深く知っているプロフェッショナル。

nomooo読者代表:土本さん
平日の勤務後に週2~3回ほどお酒を楽しむ。ビール、日本酒をメインに、焼酎を時々飲む。会社の健康診断に引っかかったこともあり、健康への気遣いが最近の課題。

nomooo読者代表:野村さん
家でも外でも毎日のようにお酒を嗜む飲兵衛。ビール、ウイスキーなどなんでも好んでも飲むが、焼酎やハイボールなどがメイン。

気持ちよくお酒を飲むために!○○を意識して適量を探る

栗原先生:お二人とも「最近お酒が弱くなったな」と感じることが多くなったと伺いました。

土本さん:それは年々感じている気がしますね。

野村さん:私もです。やはり年齢を重ねた影響なのでしょうか。

栗原先生:なるほど。けっこう量を飲むんですか?

土本さん:僕はジョッキで4~5杯くらいで気持ちよくなるくらいですかね。

野村さん:私もそれくらい飲んだら満足感でてきます。少し飲んだだけで顔が赤くなるんですけど、実際はそこまで酔っていなくて。でも周りが心配してくれるから、量をセーブできているのかもしれません(笑)

栗原先生:ここ数年めっきり飲む機会が減ったでしょう?そういったライフスタイルの変化も関係しているかもしれません。お酒の強さは遺伝に関連する先天的のものと、お酒を飲み慣れて体内で生成される酵素の活性による後天的なものがあるんです。

おそらく、数年の間にお酒をのまなくなったことで後天的な部分である酵素の活性が下がったことで弱くなったと感じているかもしれません。

土本さん:なるほど……。

栗原先生:各個人によってお酒の適量や飲んで良い頻度は異なります。それに加え、ライフスタイルの変化や年齢、体調次第でも変わってくることを理解するのが大切です。

まずは自分が「ちょうどいい」「心地いい」と感じられる適量を探すべきです。あと、大切なのがお水をしっかり飲むこと。お酒と水を1:1の割合で飲むくらいのペースで、しっかりと水分補給してあげれば脱水症状や二日酔いを防ぐことにもつながりますから、お酒を頼む時は必ずテーブルの上にお水を用意してくださいね。

体にうれしいメリットも!?糖質0・プリン体0のお酒とは!?

栗原先生:お酒が弱くなった以外に、体型や健康面への不安もあるそうですね。お酒の種類はいかがですか?どんなものを好んで飲まれますか?

土本さん:最初はビールで、それから日本酒や焼酎を飲みますかね。

野村さん:そうですね、最初はビールが多いです。でも最近糖質やプリン体、カロリーが気になり始めています。

栗原先生:なるほどね。確かに、糖質やプリン体は健康面を考えると気をつけるべきです。でも最初の一杯は、特に至福の時間でもありますよね。おいしいお酒を「我慢する」のではなく、お酒の選び方や飲み方をちょっと意識して、「続けられる」健康維持の方が楽しく健康的にお酒を飲めそうじゃないですか?

野村さん:なるほど、たしかにそう言われるとそうかも…。先生は普段どのようにお酒を飲まれてますか?

栗原先生:まず糖質の観点からいうと選ぶべきなのは、焼酎などの蒸留酒がおすすめです。

栗原先生:上記の表を見てわかるように、本格焼酎は蒸留という工程を通してアルコールなどを取り出したお酒であるため、糖質0※1・プリン体0※2なんです。さらに、焼酎は炭酸割りや水割り、お湯割りなど気分によって飲み方を変えられる点も魅力です。

土本さん:なるほど、本格焼酎ですか。私はあまり頻繁に飲む方ではなかったのですが、健康的に楽しめそうですね。

栗原先生:糖質だけではなくプリン体も0な部分もポイントですよね。脂肪肝や体型が気になる方だけでなく、尿酸値や痛風を意識する方にもおすすめです。

栗原先生もおすすめしている本格焼酎とは、芋・麦・米などの原料の風味がしっかり生かされた焼酎。一度だけ蒸留することで、素材の旨味や風味を残しています。

※1 食品表示基準による
※2 100mlあたりプリン体0.5mg未満を「プリン体0」と表示

お酒だけじゃなく「おつまみ」も気をつけることで健康的なお酒ライフを送る

栗原先生:ところでみなさん、お酒ばかりを気にしていますが「おつまみ」を意識したことはありますか?おつまみで何を食べるかも大事なんですよ。

野村さん:居酒屋だと、とりあえずポテトサラダとかを頼んで…。

栗原先生:美味しいですよねポテトサラダ。でも、最も注意が必要なおつまみの1つなんですよ(笑)

野村さん:えぇ!!定番なのに…。

栗原先生:ポテサラ、肉じゃが、フライドポテト、ポテトチップス。こういったおつまみは要注意なんです。共通しているのはじゃがいも。主成分であるでんぷんは、糖質が多いということです。お酒ではあんなに気にしていた糖質も、おつまみだと意識しなくなる方が多いみたいですね(笑)糖質はお酒と一緒に摂取すると脂肪になりやすいので、注意してくださいね。

土本さん:ポテサラかぁ…。唐揚げとか揚げ物は高カロリーだし注意していたけど…。

栗原先生:いえいえ。唐揚げはむしろ最高ですよ!タンパク質が豊富ですし、脂質もアルコールの吸収を遅らせてくれるので悪酔い防止にもなります。食べすぎはもちろんNGですが、優秀なおつまみの代表例として唐揚げをおすすめしたいですね。

野村さん:意外すぎて言葉が出ません(笑)他にも具体的にどんなおつまみが良いのか教えてほしいです!

栗原先生:“どのタイミングで何を食べるか”これが最も大切です。まず、お酒を飲みはじめる時には、食物繊維が豊富で消化吸収が遅いものが適しています。その意味でも、枝豆を最初に食べるのは理にかなっていますよね!その他は、きのこ料理・豆腐料理・ナッツ類・野菜スティックなどがおすすめです。

栗原先生:そして、メインのおつまみとしておすすめしたいのが、唐揚げのようにタンパク質が豊富で低糖質なもの。焼鳥・お刺し身・鯖の塩焼き・チーズなども良いですね。そして、一番危険な“飲んだ後のシメ”にも触れておきましょうか。

土本さん:シメかぁ…。ラーメンとか食べたくなっちゃいますよね…。

栗原先生:もちろん、ラーメンは大ダメージです(笑)特にアルコールで味覚が麻痺するから、こってりとしたのを食べる傾向がありますしね。飲んだ後は帰宅して寝るだけなので、本来ならば何も食べないのがいいんですけど、どうしてもシメが欲しくなったら「味噌汁」を飲むことをおすすめします。

アルコールの利尿作用で失われた水分と塩分を補給できることに加え、味噌には腸内環境を整える効果があります。また、シジミの味噌汁のように貝類が入っていっればオルニチンやタウリンといった、二日酔い防止に効果のある成分も摂取できますからね!

野村さん:なるほどぉ。本当に勉強になるなぁ。

栗原先生:すべてのことに共通するのが「適量を心がける」ということ。お酒は自身の適量を把握して、ゆったりとしたペースで飲めば毎日でもOK。おすすめしたおつまみ以外でも、ほんの少量だけならさほどは問題ないわけですから。なにごとも適量で、これからも楽しくお酒を飲んでくださいね!

お酒好きだからこそ気にかけたい!健康を意識した充実のお酒ライフを

栗原先生が教えてくれた「適量を心がける」。まさに、これがお酒好きにとって最も大切にするべき事なのかもしれませんね。種類や飲み方によって与える身体への影響を考えながら、自身のペースを守ることでお酒はもっと楽しめるはず!

お酒好きだからこそ、今回学んだ知識を生かして素敵なお酒ライフを送るようにしてくださいね!

糖質0・プリン体0についてもっと知りたい方はコチラ

飲酒は20歳から。飲酒運転は、法律で禁じられています。
飲酒は適量を。妊娠中や授乳期の飲酒お控えください。

提供:霧島酒造株式会社

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