コストコスイーツとしてアップルタルトは定番品。ただいま店頭で見かけるのは『アップル&ルバーブクリームタルト』でしょうか。
ルバーブ。英国ではジャム作りによく使われる野菜のようですが、けっこう酸っぱいんですよね。でもこれがアクセントとしてうまく働いていて、アップルタルトが甘くなりすぎず、いい感じに味を整えているんです!
コストコPB『アップル&ルバーブクリームタルト』998円
おすすめ度 ★★★★☆
こちらがコストコのオリジナルスイーツ『アップル&ルバーブクリームタルト』。お値段は998円(税込)です。
直径約25センチ、850グラムというサイズ感。これで1,000円を切るお値段だったらコスパはいいですよね。
使用している原材料は以下のとおり。
原材料
- アップル&ルバーブタルト(りんご、小麦粉、砂糖、卵、ルバーブ、バター、コーンスターチ、卵白、全粉乳、食塩)
- ナパージュ
- 糊料(加工デンプン、増粘多糖類)
- 膨張剤
- 保存料(ソルビン酸K)
ルバーブの爽快な酸っぱさがいい感じ!
ざく切りの赤いルバーブが散りばめられているアップルタルト。……初見では赤いセロリみたいだなと思ったのですが、食感から味から香りから、ぜんぜん違いますよ(笑)。
ルバーブの存在感がなかなか強いですけど、クリームのたっぷり具合もなかなかなもの。
このルバーブ、砂糖で煮込まれたフィリングになっていて、食べてみるとすごく柔らかく、口のなかでほろっと崩れていきます。そして広がってくるのが、甘さを引き立てる酸味と、独特の優しく心地よい香り。
リンゴだけだとぼんやりとした甘酸っぱさになりがちなのですが、ルバーブのおかげで個性派な印象に。とても爽やかなスイーツに変身を遂げており、ついつい二切れ目にも手を出してしまう美味しさでした。ただ、ルバーブの空白地帯を食べると、途端に物足りなく感じるのは残念というかご愛嬌というか……?
カスタードっぽいクリームをまとったリンゴ、けっこう淡い甘さでいいですね。でもこの甘さ、わりと人工的な風味にも感じられるので、このへんに引っかかりを感じる人はいるかもしれません。
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『アップル&ルバーブクリームタルト』はひとまず無難なスイーツというところ。春のデザートとして、このさわやか酸味がアクセントとなるタルトはちょうどよい一品になるかと思います。数切れ持参して、公園で過ごす一日とかもいいんじゃないですかね〜。