ニトリのオリジナル電気小物の中にはLED電球もあります。大手メーカー品よりはお安いのですが、直下と広配光の2タイプでお値段がけっこう変わります。照らし方にどんな差があるのでしょうか? ちょっと試してみました。
「下を明るく」するタイプと「広く明るい」タイプ
こちらはニトリの40W形相当LED電球(昼白色・E26口金)の直下タイプ(LDA4N-H-4T1NT)、価格は555円(税別)。特徴は「下を明るく」する点。
こちらはニトリの40W形相当LED電球(昼白色・E26口金)の広配光タイプ(LDA4N-H-4T2NT)、価格は925円(税別)。直下型タイプより370円高いですね。特徴は「広く明るい」点で、リビングにおすすめだそう。
ニトリのLED電球はアイリスオーヤマ製のようです。
サンプル①
直下型と広配光の明かりの見え方をチェックするため、テーブル中央にランプ台を置いて、上方向に照らしてみました。日ごろ、LED電球をこのように使うことはないと思いますが、あくまでも参考ということで。
左が直下タイプ、右が広配光タイプのLED電球です。直下型の下側周辺は暗く、広配光は逆に明るいですね。一方向を照らす直下タイプに対し、横方向も照らす広配光タイプ。口の広いランプシェード(傘)を使えば、広配光のLED電球の明かりは反射で広範に広がりそうです。ちなみに写真上部の明るさは直下型のほうが強め。
サンプル②
口の狭いクリップ式ライトで直下タイプと広配光タイプのLED電球を使ってみました。本棚の上部にセットして、下方向を照らしてみたところ……、
左が直下型、右が広配光のLED電球です。口の狭いクリップ式ライトで使うなら、正面を照らす直下型のほうが明るく見えますね。広配光タイプだと一部の光が外に出ていかず、本来のチカラを発揮できない感じ。
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ニトリの40W形相当LED電球は直下タイプが555円(税込)、広配光タイプが925円。60W形相当LED電球だと直下タイプが925円(税込)、広配光タイプが1,195円。どちらのタイプを買うのか、値段で選ぶと失敗するかも。ランプシェードが広いものには広配光タイプ、狭いものや天井埋め込み型ソケットには直下タイプのLED電球を選ぶのがよさそうです。
おまけ
サンプル① 直下タイプ
サンプル① 広配光タイプ
サンプル② 直下タイプ
サンプル② 広配光タイプ
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。