名古屋発祥のラーメンとして話題になり、今では各地で食べることができる“台湾ラーメン”。8月2日に東京・神田に新しく台湾ラーメンの元祖『味仙』のグループ店がオープンすることも話題になりました。
今回紹介するのは、A-プライスで販売されている業務用の調味料のひとつエバラ『台湾拉麺の素』。台湾ラーメン特有の、ピリッと辛くさまざまな味が混ざりあった複雑なスープやミンチを作ることができるという触れこみの商品ですが、実際にどんな味わいなのかは気になるところ。というわけで『台湾拉麺の素』を使って、実際に台湾ラーメンと台湾まぜそばを作ってみました。
「醤油をベースににんにく、唐辛子、チキンエキスを加えた、辛さと旨さが引き立つ」という『台湾拉麺の素』。他にもチャーシューペースト、ネギエキス、鰹節、生姜、みりん……とさまざまな味わいの調味料入りです。500ml入りで、ちょうど同容量のジュースのペットボトルのサイズで販売されています。
調理例を参考に台湾ラーメンを作る
ラーメンの形にするには麺や具材、鶏ガラスープの素などが必要になります。ボトルのラベルに掲載された調理例を参考に、今回は挽き肉のほかもやし、ニラ、ネギを具材として台湾ラーメンを作ります。
用意した挽き肉を炒め、火が通ったら『台湾拉麺の素』を投入して全体にからめます。
台湾ミンチが完成したところで、お湯で溶いた鳥ガラスープとネギを入れさっと煮たてればスープは完成です。
スープとは別に、麺、もやしをゆで、刻んだニラを乗せて別の器に用意。ここにスープを入れれば台湾ラーメンの完成です。
『台湾ラーメンの素』を使って出来あがった味付きミンチ、ネギやニラと一緒に麺を食べれば辛さの中にも複雑な美味しさのある台湾ラーメンならではの味わいが楽しめます。見た目以上に唐辛子は効いていて、しっかりした辛さを味わうことができる本格派。
今回使用したもやし、ニラ、ネギのほかにも好みの具材があれば追加したり、より台湾ラーメンに合いそうな麺を探して使用すればさらに美味しく食べられます。また、さらに辛さを足したいといった場合に唐辛子を足したり、塩気が足りなければ塩や醤油を足したりと味の微調整ができるのも自分で調理する場合の良いところ。まず調理例通りに作ってみてから自分好みの味を追求してみるといった楽しみ方ができるのもベースの味がしっかりした”素”ならではでしょう。台湾ラーメンを自分でも作ってみたいという人にはオススメしたい一品です。また、辛いラーメンが好きな人にもオススメ。
次ページでは『台湾拉麺の素』を使って台湾まぜそばの調理にチャレンジ
調理例を参考に台湾まぜそばを作る
台湾ラーメンのほか、汁なしの台湾まぜそばの作り方もボトルのラベルに掲載。使用する野菜はラーメンの場合と同じですが、ニラを小さめに切っておく点が若干異なります。
台湾ミンチを作る作業はラーメンの場合と同様。まぜそばの場合は、『台湾拉麺の素』を加えて炒めた時点で出来あがりです。
ゆでた麺をエバラまぜそばのたれを和え、もやし、ネギ、ニラや魚粉をトッピングし、その上に台湾ミンチを乗せれば台湾まぜそばの完成です。麺に和えるまぜそばのたれは、ゴマ油とめんつゆや醤油を混ぜたものでも代用してもOK。
ほかに卵黄やのりを足し、混ぜて食べるとピリッと唐辛子の辛さの効いた台湾まぜそばならではの味わいが楽しめます。スープを足して割る台湾ラーメンよりも、唐辛子の辛さや醤油やニンニク、チキンエキスなどのコクも強く味わうことができます。好みでニンニクなどを加えても良いでしょう。
台湾ラーメンの場合と同様、台湾まぜそばを作っても本格的な味わい。好みの麺を用意すれば満足度も高くなります。
手軽に台湾ミンチを作ることができる『台湾拉麺の素』。ピリッとした辛さの台湾ラーメンや台湾まぜそばを家でも味わってみたいという人にはオススメの調味料です。必要な分だけその都度台湾ミンチを作っても良いですが、台湾ミンチを作りおきしておけば、いつでもすぐに台湾ラーメン、台湾まぜそばが食べられます。また、ご飯の上にチーズ、レタス、トマトなどと台湾ミンチを乗せてタコライス風にするといった使い方もオススメ。
『台湾拉麺の素』の店頭価格は税込577円。1本500mlで、台湾ラーメンなら約10人分、台湾まぜそば用の台湾ミンチなら約2キロ分を作ることができるので、いずれに使用するにせよ1杯あたりの価格は安くなかなかお得です。
また、業務用ということもあり、A-プライスなど業務用スーパーなどでしかなかなか見かけませんがamazonでは販売しているので、台湾まぜそばが大好き!で、家でも食べたい! という方は通販で手に入れてみてはいかがでしょうか?