先日、アマゾンで人気を集める(よつばと!の)ダンボー版デジタルガジェットのガチ検証をお届けしたところ、モバイルバッテリーで好結果を記録しました。10,000mAhクラスのモバイルバッテリーでは長らく『cheero Power Plus 3』が当サイト的にベストバイでしたが、その地位が入れ替わることに。改めて、2016年6月時点のmitok的モバイルバッテリー(10,000mAh級)ガチ検証まとめをお届けしましょう。
【2016年6月時点】ベストバイは『cheero Power Plus 3 ダンボーVer』
『cheero Power Plus 3 13400mAh DANBOARD version』(以下『cheero Power Plus 3 ダンボーVer』)は、ガチ検証シリーズで長らく最強モバイルバッテリーとして君臨してきた『cheero Power Plus 3(13,500mAh)』のダンボー版ですね。見た目は(ダンボーであること以外)ほとんど同じですが、AUTO-IC機能を搭載。iOS端末ユーザーには恩恵のない機能ですが、short属性の充電ポートでないと充電が始まらない場合があるAndroid端末ユーザーには必須の機能です。
放電テストでは本家を上回り、持続時間、最大供給電流ともに過去最高値。回路の変換効率が若干改善されているようです。マイナス点は、キャラクターライセンス分のコストがのっており、1Ah単価が他製品よりも高い点でしょうか。それでも総合的に見れば、ダンボーに興味がない人でも安心して選べるモバイルバッテリーと言えるでしょう。
10000mAh級モバイルバッテリー検証結果まとめ(2016年6月時点)
数値まとめ
細かくて恐縮ですが、各検証の結果をまとめた表です。『cheero Power Plus 3 ダンボーVer.』は最大電流(疑似負荷を与え、最初に終止電圧4.5Vを下回るポイントの電流値)が6.81Aと本家を大きく引き離しています。2ポートで急速充電もなんのその。
電流スコアまとめ
当サイト独自基準「電流スコア」(規格電流値と最大電流値の差)では基準となる100を超えたモデルは3機種。さらに望ましいとする値120を超えるのはいずれもcheero製でした。
容量スコアまとめ
当サイト独自基準「容量スコア」は8で、過去最高値でした。本スコアは公称容量と実測容量の差を示すもので、100に近いほどその差が小さいことを示しています。80以上のスコアが望ましいでしょう。
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ダンボー版モバイルバッテリーのガチ検証詳細についてはこちらをご参照ください!