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【二十四節気】2023年の「立春」はいつ?読み方や意味は?何をする?


【2022年8月24日更新】「立春(りっしゅん)」は、季節の指標である「二十四節気」の1番目の節気。「春が立つ=春の兆しが見え始める時期」という意味で、暦の上で春が始まります。2023年は2月4日(土)〜2月18日(土)。カレンダーには初日である2月4日に立春と記されていることが多いでしょう。立春は二十四節気では1年の始まり。「立春大吉」で厄除けする方法も紹介します。

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2月4日頃からの半月間は、「立春」と呼ばれる季節。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。

立春とは?

立春とは「春が立つ=春の兆しが見え始める時期」という意味です。二十四節気の1番目で、春を6つに分けたうちの最初の節気。毎年2月4日〜2月18日頃にあたります。暦の上では春が始まり、5月初旬の「立夏」の前日までが春とされます。

二十四節気では立春から新しい一年がスタートします。そのため、立春を基点に決められた日が幾つかあります。例えば、立春から数えて88日目は茶摘みなどの農作業の目安とされる「八十八夜」、210日目は台風の警戒日である「二百十日」。二十四節気はその名の通り24の節気がありますが、なかでも立春は「1年の始まり」という特別な意味をもっているのです。

「春一番」には要注意!

立春から春分の間に初めて吹く南寄りの強風を「春一番」と呼びます。気象庁の「春一番」の定義は、

【1】立春から春分までの間 

【2】日本海に低気圧がある

【3】強い南寄りの風(風向きは東南東から西南西まで、風速が秒速8m以上)

【4】前日より気温が上昇

という条件を満たすこと。春一番は、長く厳しい冬が終わり、春がやってきたことを知らせてくれます。

「春一番」と聞くと昔の歌謡曲にあるように、楽しい春がやってくるという印象を受けますが、それは間違い。もともとは「春を呼ぶ嵐」という意味で、漁師が使っていた風を表す言葉のひとつだったのです。

春一番は、強風による火災、暴風雨(雪)、雪解けによる洪水、山岳遭難や海難事故、鉄道事故など、数々の災害の要因になることも。日常生活でも注意するようにしてくださいね。

「立春大吉」で厄除けを

立春の早朝、禅寺では厄除けのために「立春大吉」と書いた紙を門に貼る習わしがあります。この文字は縦書きにすると左右対称となるため縁起がよく、一年間災難に遭わないことを願うものです。

家庭でも「立春大吉」の紙札を貼ると厄除けになるそう。紙札は寺社でいただくか、自分で手書きしてもOK。玄関やリビング、子ども部屋など、大切な部屋の入口に、外に向けて目より高い位置に貼るのが一般的です。

監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。
http://wa-bunka.com/

[All Photos by shutterstock.com]

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