今回は炒め物です。牛肉のこま切れ肉を使って、野菜はパプリカとアスパラガスにします。
牛肉の中でも購入しやすい価格のこま切れ肉。美味しさは変わらないから炒め物ならこれで十分です。一人で120gを目安に、たっぷりいただきます。
秋になると南半球のオーストラリアから輸入されるアスパラが店頭に並びますよね。年に2回旬を楽しめるなんて、なんて贅沢なことだろうと思います。もしパプリカが無ければ、ピーマン2個で代用しても構いません。
塩こうじが味の決め手!
塩こうじは、こうじに塩を混ぜて発酵させた調味料。独特の甘みが感じられて、調味料として使えば食材の旨味をアップしてくれます。今回は市販の塩麹を使いますが、麹と塩だけで簡単にできるので、自作に挑戦するのも楽しいと思います。
牛肉、アスパラ、パプリカに塩こうじ!ちょっと一味でピリッと
今回もシンプルな調味料です。これも塩こうじのおかげです。
材料:2人分
牛肉コマ切れ肉240gアスパラガス4本 3㎝位のそぎ切りパプリカ2個 ざく切り塩こうじ大さじ3砂糖小さじ1酒大さじ1すりごま小さじ1/2一味唐辛子小さじ1/2植物油大さじ1フライパン一つでパパっとすぐできる!
材料を用意したら、使うのはフライパンだけ。下準備ができたら10分もかからずに出来上がります。
1.フライパンを温めて植物油を中火で熱したら、パプリカ、アスパラガスを入れて炒めて、油を全体に回します。
2.牛コマ切れ肉をほぐしながら加えて炒め、表面の色が変わったら、酒、砂糖、塩こうじを入れて全体に合わせたら、蓋をして3分間炒め蒸し煮にします。
3.火を止めて皿に盛ってすりごまと一味唐辛子を振ります。
オプションで卵黄を落としてもおいしくなりますよ。
さて部員の皆さんの出来上がりは?
これは旨そうな定食風に仕上がってます!
「細いアスパラと黄色いパプリカで参戦!塩麹だけで十分おいしい〜一味のピリリがいいですね。これが卵かけごはんと相性抜群!1.5人前ひとりで食べちゃいました。。。TKGは黄身だけにしてあえて醤油をたらさず、牛肉塩麹と一緒にいただくのがおすすめ!」とA.Yamaguchiさん。
©A.Yamaguchi確かにしっかり目の味付けなので、卵黄を乗せても追加のおしょうゆなどはいらないですね。海苔もいい感じです。
©M.Mari「塩麹のパワーを存分に感じられる、とってもおいしいお料理でした!!一味の分量、ベスト!250gのお肉だったのに、半分以上食べちゃいました。めずらしく、ごはんもおかわりしちゃいました~。」
M.Mariさん、おしゃれな皿に、おいしそうな盛り付けですね。そうです!これはご飯が食べたくなる味なんですよね。
©Mayumi「初塩麹だったのですが本当に美味しかった〜。一味の量も絶妙! 野菜も歯ごたえがよくてたっぷり食べられて大満足でした。パプリカもアスパラも半分残っているのでまたリピします!」とMayumiさん。
簡単なんでぜひまた作ってください。肉を変えたり、好きな野菜に変更したりと、自分なりのバリエーションを楽しんでもらえたらと思います。
次回は「じゃがいもと合い挽き肉のキーマカレー」に挑戦します!
[All photos by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]