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“赤道ビール”に、各国のナショナルビール!エクアドルとコロンビアの旅で出会ったビールたちをご紹介


エクアドルとコロンビアのクラフトビールの世界を紹介する記事です。まず、エクアドルでは「Cerveceria Artesanal Latitud Cero」のビールが国際空港で味わえるほか、首都キトで「Camino Del Sol」のビールが注目されています。特に、『Iguana IPA』や『Red Llhama Ale』は印象的です。コロンビアでは「Bogotá Beer Company(BBC)」が有名で、直営店でも様々なビールを楽しめます。『APA』や『Session IPA』がその代表例です。また、両国のナショナルビールとして、エクアドルでは『Club』と『Pilsner』、コロンビアでは『Club Colombia』と『Aguila』が人気です。エクアドルやコロンビアの料理に合うビールとしても紹介されています。次回はブラジルのビールが紹介される予定です。



こんにちは!旅とビールが大好き、ブラジル在住Ayumiです。


これまで、ガラパゴス諸島のクラフトビールコロンビア・カルタヘナでのクラフトビール巡りについて、ご紹介しましたが、赤道直下のクラフトビールはまだまだあります!


今回は、エクアドルとコロンビアの首都で見つけた個性的なクラフトビールと、それぞれのお国のナショナルブランドのビールをご紹介します。

エクアドルで見つけた“赤道ビール”


Cerveceria Artesanal Latitud Cero


まず、世界で2番目に標高の高い、エクアドルの首都「キト」へ。移動のためあいにく滞在時間がほとんど無く、街中のビアバー巡りが出来ませんでしたが、国際空港内のバーでクラフトビールに出会うことができました!


そのうちの1つが、エクアドル第3の都市・クエンカ発のブルワリー「Cerveceria Artesanal Latitud Cero」のビール達です。日本語に訳すと、“赤道ゼロブルワリー”! エクアドルはスペイン語で“赤道”を意味し、赤道の国とも言われるほど象徴的なものなのです。

標高約2,600mに位置するクエンカで2015年に醸造をスタートし、エクアドル国内に直営ビアバーを8店舗構える国内でも有名なブルワリー。欧州ビールのトラディショナルな製法をベースに、エクアドルの個性を取り入れていれたビールづくりを行っています。

今回は2種類のビールをいただきました。写真左のAmerican Pale Ale『Punta Palmar』(5.9%)は、香りがふくよかで、遠くにパッションフルーツの風味も垣間見えます。写真右のHelles Export『Concordia』(5.3%)は苦み控えめで飲みやすく、ほんのり甘さを感じます。おしとやかな1杯でした。


エクアドルの動物ジャケがカワイイ!キトのブルワリー


Camino Del Sol


2つ目に紹介するビールは、同じくキトの空港内のバーで発見した「Camino Del Sol」のビールたち。

Camino Del Sol」は2011年から首都キトにて醸造を開始し、現在はエクアドル国内に9店舗の直営店を持つほど大きなブルワリーです。エクアドルにしかいない固有種動物のパッケージデザインがツボ!


ここでは、タップが置いてあったので嬉々としてオーダー!イグアナが描かれたパッケージの『Iguana IPA』と、リャマ(南米の高地によくいるアルパカのような動物)が描かれたパッケージの『Red Llhama Ale』をパイントで注文しました。


『Iguana IPA』(7.2%)は、「わわっ」と声が出るほど際立った苦み。重厚さというよりは、あくまでも苦みと爽快がバランスよく感じられます。『Red Llhama Ale』(5.3%)はほんのりカラメルな甘さを感じつつも意外なほどにスッキリ!


コロンビアが誇る超有名ブルワリー


Bogotá Beer Company


エクアドルに負けず劣らず、コロンビアにもおいしいビールが。今回はその中でも、コロンビアが誇る超有名ブルワリー「Bogotá Beer Company(以下、BBC)」をご紹介します。


「BBC」といえば「イギリスの公共放送局」が思い浮かぶ方もいる方もしれませんが、コロンビアで「BBC」といえば、この超有名ブルワリー「Bogotá Beer Company(BBC)」のことを指します。

「Bogotá Beer Company」は、2002年に製造を開始し、20年弱でコロンビア最大の大規模ブルワリーに成長。国内に直営店だけでも40軒以上!2014年にベルギーに拠点を持つ「Anheuser-Busch InBev」社に買収されましたが、比較的安価に質の良いクラフトビールが呑めるということでコロンビアでは絶大な人気を誇ります。


今回は、首都ボゴダの空港にある直営店を訪れました。衣類やビアグラスなどのグッズも販売していて、思わず買いそろえたくなります。


ビールの種類も、定番から季節限定モノなどとにかく豊富。最初は、本日のタップから『APA』(写真左)と『Session IPA』(写真右)をチョイス。「APA』」(6.0%)はまろやかな口当たり、「Session IPA」は柑橘系の爽やかさと苦みがバランスの良いビールでした。


瓶ビールは、せっかくなので11月&12月限定ビールの『Tutaina』(左)と、サイトにも掲載されていない謎の限定ビール『Candelaria Clásica』(右)にトライ。

「Tutaina」のビアスタイルは「Ale de Navidade」(6.0%)、日本語でクリスマスエールです。小麦感あり、苦みはゼロで優しい飲み心地。「Candelaria Clásica」(5.2%)のスタイルは「ケルシュ」。さっぱり+酸味+ほんのり苦みを感じる個性的なビールでした。

エクアドル&コロンビアのナショナルビール


最後は、地域性のあるクラフトビールではなく、それぞれの国で親しまれている国民的な“ナショナルビール”をご紹介します。

コロンビア

コロンビアでは、『Club Colombia』『Aguila』が二強!

コロンビアでは、どのレストランにもかならずこの2種類のビールがそろっていました。前者は濃厚、後者はとってもさっぱり淡白な印象。


どちらのビールも、現地でいただいた濃厚な「豚の三枚肉の素揚げ」や「魚のこってりシチュー」などの濃い味のおつまみを食べた後も、口の中をスッキリ流してくれるような心強い相棒でした。

エクアドル

エクアドルでは『Club』と『Pilsner』が双璧!今回の旅では、この2つ以外のナショナルビールを見かけませんでした。

特に「Club」は、ガラパゴス諸島の昭和の駄菓子屋のような売店にすら売っているほどあちこちで見かけました。Clubの方がやや高額で、味も豊かなように感じました。


エクアドル風トマトベースのセビッチェや、魚の丸揚げの味わいも邪魔せず、飽きの来ない優秀なナショナルビールです!


以上、連載4回にわたり、南米エクアドルとコロンビアのビール事情をお届けいたしました。お付き合いくださりありがとうございました。次回は、在住する「ブラジル」に戻り、ブラジルのビールをご紹介します。お楽しみに!


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