おうちでゆったりとくつろいでいるとき、はたまた外へでかけたとき。いつでも、どんなときでも寄り添ってくれるビールたち。そんなビールと過ごすなにげない日常を、イラストレーターnatsuruが描きます。
(これまでの「いつもの日常に、わたしとビールと。」はこちら)
汗水垂らして飲むビール
キャンプで味わうビールは最高だ。たくさんの食材や道具を車に載せて山奥のキャンプ場に到着し、テントや道具を設置。火を起こし、焚き火をつくり、その時間を暮らす場をわざわざつくるのは、自然に囲まれた場所でゆったりとした時間が流れる自然のなかに身を置きたくなるから。そして、汗水滴らしたあとに飲むビールのおいしさときたらーーそんな明日の妄想をしながら準備をしていたら、明日持っていく予定だったTopa Topaの『Spectro Hazy IPA』を開けてしまっていた。ライトでごくごくと飲めるその一本は、明日暮らす場所をつくってからすぐに飲みたくなるだろうと思う味わいだった。またすてきな一本に出会ってしまった。明日向かう前に、このビールを調達していこうと決めた。
Illustration:natsuru(@NaTsuRuuuu)
Text:山吹彩野