暖かくなってきて、お出かけシーズンが到来。
そんな時に自然や動物との触れ合いも楽しめて、おすすめなのが静岡県の裾野市にある「富士サファリパーク」だ。
GWにはファミリーやカップルのお出かけスポットとしても大人気。そんな「富士サファリパーク」に実際に行ってきたのでレポートする。
当日は晴天で富士山が美しかった。そんな富士山ビューも魅力の一つ。
そして、富士サファリパークと言えば、マイカーに乗ったまま、大自然の中で動物たちがのびのびと暮らす姿を見れる「マイカーでサファリ見学」。
車や観光バスに乗ったまま1時間ほどジャングルを探検し、ライオンやゾウなどの放し飼いの動物を見学することができる、ワクワクする体験だ。
筆者も子供の頃、家族に連れていってもらった記憶もある。しかし車や免許がない人でも楽しめるサファリ体験や動物と触れ合えるコーナーがあるのをご存知だっただろうか。
スーパージャングルバスやジャングルバス
「スーパージャングルバス」は、天井部分も金網張り仕様の新たな車輌。目の前には金網しかなく、動物たちが近づいてくると大迫力だ。ツアー中にはライオンやクマ、ラマ、ゾウに餌をあげることができる。
今までの人生でここまでライオンに近づいたことがない!というくらい近距離でバリバリ、お肉を食べる姿が見えてみんな大興奮。
しかもライオンとクマに関しては日本で初めて頭上から迫ってくる動物たちにエサをあげることができる。その顔や舌、息遣いまで身近に感じ、動物好きには、たまらない体験が叶うのだ。
オープンエアで風も当たるため、4月時点ではまだ寒いくらいで上着を着用していて丁度いいくらいだった。
ウォーキングサファリ
森林浴をしながら、サファリゾーン外側のフェンス沿いのコースを一周する「ウォーキングサファリ」。
約2時間ほど鳥の囀りを聞きながら森の中を歩き、各スポットにあるテラスや展望台から動物を見ることができる。
また、エサあげ時間に合わせて受付をすると動物へのエサあげもおこなうことができるのも特徴。
ちなみに、雪が積もって冬の時期は開催できないので3月15日から体験可能となっている。
ツアーではライオンに金網ごしからエサをあげることができ、その迫力もここならでは。
また、キリンにもエサがあげられ、ゆったりと長い首と顔が近づいてくる姿はとても可愛らしい。
他にもシマウマやラマ、シカ、キョンにエサをあげることができる。
ふれあい牧場
ふれあい牧場のエリアにもエサあげができる動物たちがいる。
先ずはアカカンガルー。
広場には可愛らしいカンガルーがたくさんいて、近くに寄ってくるカンガルーにエサをあげることができる。
驚かないようにそっと背中をなでることもできるのだ。
そしてカピバラやマーラへのエサあげ体験もほっこりする。
マーラはツボらな瞳が可愛い。エサやりでは積極的に近くに寄ってきてくれるので子供も楽しめそうだ。
ふれあい牧場にはレッサーパンダなどもいて、可愛い様子を見ることができる。
どうぶつ村
どうぶつ村でもエサあげ体験が可能。
土日祝日限定ではヒョウへのエサあげ体験ができて、こちらも興味深い。かぶりつく姿や動きなどを身近で見ることができるのだ。
主に樹上で生活しているワオキツネザルもエサやりの時は近くにきてくれて貴重な体験。人懐っこく、子供にもおすすめだ。
どうぶつの館
イヌの館やネコの館、ウサギの館などもあり、それぞれペットとして人気の動物とのふれあいが楽しめるコーナーもある。
イヌの館ではさまざまな品種の小型犬が約40頭いて、子供から大人まで大人気。屋内なので雨の日でもゆっくりふれあうことができ、癒される空間だ。
ネコの館ではなかなかお目にかかれない世界の珍しいネコたちと出会える。のんびりしている猫はお昼寝タイムも多いので、ふれあうというよりは、やすらぐくつろぎの時間が楽しめる印象だ。
レストランやカフェ
富士サファリパーク内にはカフェを含めると4箇所のお店がある。各レストランには動物モチーフの可愛らしいメニューなど、ここならではのメニューが楽しめる。今回はサファリレストランでランチをした。
ランチにはビーフシチューやオムライス、富士山カレーなどがあり、どれも本格的で美味しい。さらには中がふわふわの厚焼きパンケーキや吸盤が可愛いさっぱりとしたラムネアイスなどもあり、家族やカップルで楽しめるメニューがそろっている。
また、パン工房では動物をモチーフにしたパンを購入できる他、パン作り体験もできる。
ライオンなどの動物の形にして焼いてもらう。そんな手作りパンは味も格別だ。
サファリショップ
最後にお土産を購入。サファリショップにはオリジナル商品や動物グッズなどがそろっていて子供から大人まで楽しめるショップになっている。自分への記念や友達、家族へのお土産にもおすすめ。
Tシャツなどは購入して、すぐにその日に着ても、よりサファリパークを楽しめるだろう。
4月21日(月)から、ふれあい牧場内・体験棟にてライオンの赤ちゃんが一般公開され、じゃれあったり、すやすや眠る姿が見れる。
※詳細は富士サファリパークのHPをご確認いただきたい。
いかがだっただろうか。
今回、ご紹介した通りに富士サファリパークにはいろいろな楽しみ方がある。
マイカーだけではなく、ジャングルバスやウォーキングでもサファリはまわれるので、それぞれお好みの選択で富士サファリパークを満喫してみてほしい。
■公式サイト:https://www.fujisafari.co.jp/