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【インタビュー】渋谷凪咲、『あのコはだぁれ?』で映画初主演「ただ怖いだけではない、人間ドラマとしての魅力もあります」


清水崇監督の最新作、『あのコはだぁれ?』が全国公開となった。本作は昨年、「本当に怖いホラー映画」として話題になった『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ作品で、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じている。渋谷に『あのコはだぁれ?』について話を聞いた。

―本作は清水崇監督の最新作ですが、最初に出演が決まった時はいかがでしたか。

不安はありましたが、そんな自分に対してお声がけしてくださる方がいるなら、その人のことを信じてとにかく目の前のことを全力でやろうと思いました。

―その不安とは、主にお芝居のことですか。

そうですね。やはり経験がないものはみなさん不安になるものだと思いますが、お芝居は人それぞれのやり方があるので、どう演じたらいいのかつかめず不安でした。でも、まずは自分を信じることが大事だと思ったので、自分の気持ちを育てていかなければいけないなと思いました。

―完成した作品を観ていかがでしたか。

特に最後の展開には驚いたのですが、びっくりしたと同時に「なるほど!」と思うこともあり、ただ怖いだけではない、人間ドラマとしての魅力もありました。物語自体が面白いので、ぜひ観てほしいです!

―清水崇監督や共演者のみなさんとのお仕事はいかがでしたか?

監督は、一緒にわたしが演じるほのかの気持ちを整理してくださって、表現しやすくなるまで話し合ってくれました。寄り添ってくださったおかげで楽しく撮影出来たので、本当に清水監督の作品で主演をさせていただけたことは夢のようでした。

監督の演出だけでなく、キャストもスタッフもみなさん作品に愛情があるからこそ、いろいろなアイデアがたくさん生まれて、より怖くなっていると思います。

―公開を迎えた今、ホラー映画の撮影を体験して改めて気付いたこと、学びになったことは何でしょうか。

いろいろな辻褄が合わさり、それに気付いた時「キャーッ!」と叫んでしまうシーンがあって、リハーサルは何回かしたのですが、悲鳴を出し過ぎると声が枯れてしまうので、本番に取っておきましょうと。なので、本番にすべてを賭けるという状況が多かったです。

自分自身も家で練習も出来ないですし、その場に行って素直に感じたことを表現することがベストなのかなと思い、本番になるまで自分からどういう声が出るか分からない。毎回全力でお芝居をするのは大変だったのですが、「自分からこんな声が出るんだ」と、新しい自分を引き出していただけて発見もありました。

―映画に対しての意識そのものが変わりそうな体験ですね。

そうですね。今まで映画館で映画を観ていても、ポップコーンのキャラメルを探してみたり、スクリーンから目をそらす瞬間があったのですが、その一瞬のためにみんなで全力で撮っていることを知り、一瞬も観逃せないという見方に変わりましたね。

―この出演を機に新たな目標はありますか?

わたしは今バラエティのイメージが強いと思うので、「あの子がこんな映画に出ているんだ」という違和感をまずは楽しんでいただいて、その違和感を徐々になくしていくことが目標ではありますね。お芝居や演技で求められ続ける人、輝ける人という人になりたいと思います。

―最後になりますが、映画『あのコはだぁれ?』を楽しみにしている方に一言お願いいたします。

ホラー映画を観終わった後、緊張から解放される経験が、みなさんあるかと思いますが、鑑賞後その爽快感を味わえる作品だと思うので、怖いところだけではなく、ストーリーそのものも楽しみながら、わたしが演じる君島ほのかと一緒に夏を乗り切ってほしいなと思います!

(C) 2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

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