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『仕出し弁当食べた』教職員57人発症 「ノロウイルス集団食中毒」 学校を休校する事態に…


盛岡市内の小・中学校で教職員57人が腹痛、下痢、おう吐などの食中毒症状を訴えました。原因は入学式後に『オガタ商店』が提供した「仕出し弁当」で、調べた結果、業者の調理スタッフ2人と16人の教職員からノロウイルスが検出されました。これにより『オガタ商店』は4日間の営業停止処分を命じられました。市内の5校のうち4校の小学校と滝沢市の1校の中学校が休校となりましたが、児童や生徒に発症者はいません。オガタ商店は謝罪し、営業自粛を表明しています。保健所は調理従事者の体調管理や手洗いの徹底を呼びかけています。

岩手・盛岡市などは14日、市内の小・中学校に勤務する教職員57人が、食中毒症状を訴えたと発表。

入学式の後に…

保健所によると、今月8日と9日、入学式の後に『オガタ商店』(盛岡市)が提供した「仕出し弁当」を食べた5つの学校の教職員が、腹痛、下痢、おう吐などを発症した。

保健所が検査した結果、業者の調理スタッフ2人と発症者16人の便から、ノロウイルスを検出。

(画像:盛岡市役所)

ノロウイルスによる集団食中毒と断定し、業者に対して4日間の営業停止処分を命じた。

この影響で、盛岡市内の4つの小学校と滝沢市内の中学校1つが休校措置を取った。

なお、児童・生徒の中に、発症者はいない。

「多大なる苦痛とご迷惑」

オガタ商店は、ホームページ上で「取り返しがつかないほど多大なる苦痛と、ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪。

(画像:オガタ商店ホームページより)

また、17日までの営業停止処分以降も、当面の間、営業を自粛すると表明した。

自己判断に近い管理体制

さらに、「食材や厨房内への意識ばかりに焦点を置いてしまい、自分達の体調管理について、自己判断に近い管理体制となっていたため、このような食中毒事故の発生に至りました」と、原因についても言及。

(画像:ノロウイルス 提供:東京都健康安全研究センター)

全国的に、ノロウイルス食中毒がいまだ流行中のため、保健所は調理従事者の体調管理の徹底、丁寧な手洗い、二枚貝(特にカキ)の加熱調理を呼びかけている。

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