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『通勤手当229万円』不正受給 「部活動費11万円」も横領 公立中学校教諭(61)懲戒免職処分に…


長崎県教育委員会は、南島原市の中学校に勤務する61歳の男性教諭を懲戒免職としました。この教諭は、2018年4月から2023年2月までの間、実際の通勤距離を偽り、229万800円の通勤手当を不正に受給しました。また、部活動費11万300円を横領していたことも判明し、「借金返済に利用した」と供述しています。全国的に教職員の不祥事が相次いでおり、教育委員会は教職員のコンプライアンス向上を目指し、ガイドブックを作成する動きが強まっています。このガイドブックには、法令や違反者の供述、被害者の苦悩が紹介され、教職員の意識改革を促しています。

長崎県教育委員会は25日、南島原市立中学校に勤務する男性教諭(61)を、懲戒免職処分にしたと発表。

ウソの通勤届

男性教諭は2018年4月~今年2月にかけて、通勤手当229万800円を不正受給した。

(画像:イメージ)

なお、学校には、実際よりも遠い場所から通勤していると、ウソの通勤届を提出。

先月、同僚が申告より近い場所から通勤している教諭の姿を、目撃した。

「借金返済にあてた」

そのため、学校が調査を開始すると、部活動費11万300円も横領していることが発覚。

教諭は、部活動振興会の会計担当で、口座から5回にわたって、現金を引き出していた。

(画像:イメージ)

県教委の聞き取りに「借金の返済にあてた」と教諭。

また、「良くしてくれた保護者や地域の皆さまに申し訳ない」と語った。

後を絶たない不祥事

全国的に、後を絶たない教職員の不祥事。

そのため、視覚に訴えるハンドブックやガイドブックを作成する教育委員会も、多くなってきた。

長崎県は、38ページにわたる「教職員のためのコンプライアンスガイドブック」を作成。

(画像:長崎県教委作成・教職員のためのコンプライアンスガイドブック)

事例や法令、違反者の供述などが記載されている。

被害者の苦しみ

その中では、被害にあった児童・生徒・保護者の苦悩を紹介。

(画像:長崎県教委作成・教職員のためのコンプライアンスガイドブック)

「昼(被害を受けた時間帯)になると頭が痛くなる」、「夜眠るのに時間がかかるようになった。目を閉じるのが怖い」など。

被害を受けた側の心の傷は、一生消えない。

一方、加害側の教職員の離婚や、家族離散にも触れられている。

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