映画『盤上の向日葵』で、天才棋士・上条桂介役を演じる坂口健太郎。
29日、竜王位4連覇を果たした藤井聡太竜王の戴冠を祝う＜第37期竜王就位式＞に登壇し、藤井聡太竜王に祝辞を述べた。
夢のステージ
突如将棋界に現れた異色の天才棋士・上条桂介を演じていることから、“将棋”という繋がりで藤井聡太竜王との“夢のステージ”が実現。
会場のスクリーンに、映画『盤上の向日葵』の超特報映像が流れ、真剣な表情で映像を見守る空気が漂うなか、拍手と共にステージに登場したのは坂口健太郎。
本作にちなみ、この季節では珍しい向日葵の花束が藤井聡太竜王に手渡しされ、笑顔を交わす姿に再び大きな拍手が！
役作りの秘話
続いて、坂口はマイクの前に立ち「おごそかな会だと思っていたんですが、裏にいたらみなさんの笑い声が聞こえて、ほっと胸を撫で下ろしました（笑）普段、撮影をするよりも緊張しています」と明かし、本作で演じている“天才棋士”役について紹介。
また「監督がたくさんの棋士の方の映像を参考に送ってくださって、毎回その映像を見ながら役作りといいますか、手を指す仕草など、いろいろ勉強させていただきました」と、役作りの秘話を披露。
さらに「映像のなかには藤井聡太竜王の姿もあったので、もしかしたら、僕は勝手に藤井竜王のエキスのようなものが入っているのかなと思いました」と明かしたところ、会場には笑いが起こり、和やかな雰囲気に。
最後は「将棋界がますます発展していくのを祈っております。今日はおめでとうございます！」と語った。
さまざまな魅力
坂口からのコメントを受け、藤井竜王は「坂口さまにはご祝辞いただきまして、本当にありがとうございます。この映画が今年の秋に公開されるとのことで、この映画を通して将棋が持つさまざまな魅力が多くの方に伝わることを期待しております」と本作へエール。
将棋界と映画界、最注目2人の初対面は、まるで映画のワンシーンのようで大きな拍手と共に終了した。
『盤上の向日葵』
10月31日(金)全国公開
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント／松竹
©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会
