島根県が展開する冬季観光キャンペーン「しまねであったまろう 美肌と和牛のご縁旅」がスタートした。全国屈指の泉質を誇る温泉地と、全国コンテストで最高位に輝いたしまね和牛を組み合わせた贅沢な宿泊プランが多数登場した。
県内の名湯が織りなす極上の癒やし空間
玉造温泉の「湯之助の宿 長楽園」では、120坪を誇る混浴大露天風呂「龍宮の湯」が来訪者を魅了する。湯船に身を委ねながら、しまね和牛を存分に味わえる会席料理を堪能できる贅沢なプランを提供している。
美又温泉の「なごみ湯宿かなぎ」では、温泉総選挙2024で美肌部門第1位に選ばれた名湯に浸かった後、浜田港直送ののどぐろ塩焼きと、邑南町の限定生産による石見和牛の陶板焼きを楽しむことができる。
「ゆとりろ津和野」は、日本遺産に認定された津和野の風情ある街並みに佇む。天然温泉での湯浴みの後は、全国トップクラスの肉質を誇るしまね和牛の鉄板焼きと、こだわりの地酒が供される。
冬の夜を彩る光の饗宴 イルミネーションイベント
松江フォーゲルパークでは「ウインターナイトフェスティバル2024」が12月14日から開催される。国内最大級の屋内ガーデンに咲き誇る花々がイルミネーションと融合し、幻想的な空間を演出する。
日本庭園「由志園」では、130万球のLEDが織りなす「黄金の島ジパング」と題した光のショーが開催されており、伝統的な庭園美に現代的な輝きが加わった新しい日本庭園の魅力を体感できる。
郷土の味が詰まったしまねの鍋文化
松江おでんは、地元産の黒田セリや春菊を使用した具材が特徴的である。一年を通して提供される店舗も多く、地域に根付いた食文化として親しまれている。
へか焼きは、旬の魚介と野菜を贅沢に使用した醤油ベースの郷土鍋である。農機具「へか」を鍋代わりに使用していた歴史を持ち、栄養価の高さと豊かな味わいで冬の定番メニューとなっている。
2025年の新たな観光スポット
小泉八雲ゆかりの地に、「宿の蔵 Hug」が開業を予定している。2025年秋のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公が暮らした場所に立地。高級宿泊施設として、多くの観光客の来訪が見込まれる。
また、松江市のランドマーク「カラコロ工房」は、フードホールを新設するリニューアルを実施。地元食材を活用した飲食店や特産品販売、体験型アクティビティの充実により、さらなる魅力向上を図る。
島根県の温泉地は「温泉総選挙2024」においても高い評価を受けており、美又温泉の美肌部門首位をはじめ、旭温泉の歴史・文化部門優勝など、複数の部門で上位にランクインしている。
この冬は、しまねの地で心身を温める特別なひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
しまねであったまろう 美肌と和牛のご縁旅
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