千葉市教育委員会は、市立中学校に勤務する学校職員(40代)を、停職1か月の懲戒処分とした。
しつこいセクハラ
市教委によると、中学校に用務員として勤務している職員は、2022年4月~2024年3月まで、同僚の女性教員に対して、しつこいセクハラを行った。
具体的には、断られているにも関わらず、「好きなんだ・愛している」などと書いた手紙を少なくとも40通送付。
また、菓子に「好き」と書いた付箋をつけて、渡したこともあった。
6人の女性教員が被害
さらに「スタイルがいいね」など、容姿に関する発言を繰り返した。
被害にあった女性教員は、計6人。
校長が3度、職員に対して厳重注意をしたが、止めなかった。
「自己中心的な行動で…」
市教委の聞き取りに、職員は「自己中心的な行動で不快感、不信感を抱かせてしまった」と語った。
また「しばらく間を空ければ、大丈夫だと思った。これからは職務に専念する」とも話したという。
市教委は、コンプライアンス研修を見直して、再発防止に努めるとしている。