広島市教育委員会は30日、市内の公立中学校に勤務する増野秀治教諭(59)を、懲戒免職処分にしたと発表。
服の中に手を入れて…
市教委などによると、増野教諭は2022年6月ごろ、勤務していた中学校の教室で、女子生徒と2人きりになった。
その際、女子生徒を前から抱きしめ、服の中に手を入れて胸を触った。
増野教諭は、2022年10月にも同じ女子生徒に対して、胸を触る行為を繰り返した。
広島県警が逮捕
なお、広島県警は今月、増野教諭を強制わいせつの疑いで逮捕。
さらに教委の調査で、増野教諭が別の女子生徒にも、わいせつ行為をしていたことが分かった。
教委の聞き取りに、増野教諭は「取り返しのつかないことをしてしまい、本当に申し訳ない」と謝罪。
相次ぐわいせつ教諭
なお、広島市内では『わいせつ教諭』の懲戒処分が相次いでいる。
今年3月には、勤務する中学校や車内で、女子生徒に何度もキスをした30代の教諭が懲戒免職に。
また、更衣室に忍び込み、女子生徒の制服を触ったり、においを嗅いだりした中学校教諭(63)が停職6か月。
さらに4月には、勤務していた中学校の女子生徒を抱きしめたり、キスを複数回した教諭(20代)が、懲戒免職処分となっている