大阪市教育委員会は21日、市内の小学校に勤務する教諭(29)が、無免許運転で人身事故を起こし、起訴されたと発表した。
被害者は右脚骨折の大けが
市教委によると、教諭は今年3月15日、無免許にも関わらず、東住吉区内を運転。
また翌日には、阿倍野区の路上で人身事故を起こした。
被害者は転倒したため、加療・約3か月を要する右脚骨折の大けが。
なお教諭は、人身事故を起こしたにも関わらず、警察へ通報しなかった。
大阪府警による在宅捜査
さらに、3月26日には東住吉区の路上で、交差点で信号待ちしていた普通乗用車に追突。
被害者に、頸椎捻挫のけがを負わせる人身事故を、再度起こした。
事故後、教諭は大阪府警による在宅捜査を受けた。
待ち受ける罪と罰
今月2日、大阪地検は教諭を、道路交通法違反及び自動車運転死傷行為処罰法違反の疑いで起訴。
教諭は21日になってようやく、一連の出来事を校長に報告したという。
市教委は、この教諭に対する懲戒処分を検討するとしている。
罪を何度も犯す人物が教壇に立ち、児童を指導するという、不可思議な教育の現状。
『教師ガチャ』に外れても、学校で年中過ごす児童・生徒たちが、一番の被害者かもしれない。