大阪市教育委員会は1日、市立中学校に勤務する女性教諭(51)を、停職3か月の懲戒処分にしたと発表。
病気休職中にアルバイト
市教委によると、女性教諭は今年3月から4月までの間、病気休職中にも関わらず、マンション清掃のアルバイトをした。
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平日の9時から13時まで、18日間働き、8万円の報酬を得ていた。
教諭には、休職期間中は給与の80%が支払われるため、いわゆる「W取り」状態。
うその説明&隠ぺい工作
また、教諭は教委の聞き取りに対して「お金は受け取っていない」などと、うその説明をした。
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さらに、働いていた会社には「教委の調査に協力しないように」と依頼し、隠ぺいを図った。
公務員としての自覚
大阪市教委は「今回の事案を受け、改めて教職員一人ひとりが、勤務時間の内外を問わず公務員としての自覚を持って行動し、信用失墜につながるような行為は厳に慎むよう周知徹底を図ります」。
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「今後とも、服務規律の確保及びコンプライアンス意識の徹底に、より一層取り組んでまいります」とコメント。